夏はいろんな子供たちがわが舎にやって来る。人間の子はもちろん…
子ダヌキ。
タヌキは3~4月ごろ交尾し5~6月ごろ出産するので、7~8月になると子ダヌキがウロチョロするようになるのだ。
どういうわけか、どの子も必ず一度振り返ってから去って行く。
この同じ柿の木のまだ青い実を食べにアライグマの一家(お父さん、お母さんと子供3人)が夜、やって来た(残念ながら写真に撮れなかった)。
春に生まれたアナグマの子も来る。タヌキとは「同じ穴の狢」と言われる仲だが、アナグマはイタチ科でタヌキはイヌ科。
田んぼに行くと子連れの鴨ファミリー。
母親の後をゾロゾロついて行く。
これはモリアオガエルの子供かな?
見慣れたモリアオガエルに比べ少し小さいのだが…、別種のカエルかもしれない。
さてこの子は、オニヤンマ…君。たぶんキルギス生まれ(こちら)。去年に引き続き、土間の入口でアブや蜂が入って来ないように睨みをきかせてくれている。
実は去年、隣の田んぼのY子さんが、わが舎の郵便受け横の柿の木に巨大なヤゴの抜け殻を発見して報告してくれた。普通のヤゴの倍はある。あれはやっぱり…謎が解けた瞬間をとらえることができた。
土間の前の沢でオニヤンマがしきりに尻尾を水中に突き立てている。初めて見るオニヤンマの産卵。あの巨大ヤゴはこの沢で育ち羽化したオニヤンマの抜け殻だったのだ。ネットで調べるとヤゴは体調5センチほどになるという。
そして締めくくりは人間の子ら…だが、この夏、大勢来たのに写真が1枚も無い!
仕方がないので、ウェブデザイナーのKさんが、当舎のプロモーション用に撮影してくれている動画からワンショット拝借。
とりこと舎の春夏秋冬を撮影中で、来春以降の公開となります。
「全米が号泣!」な作品に仕上がる(はず)なので乞うご期待!