かのちゃんという中学生のお嬢さんから油絵を寄贈していただいた。さっそく額装して、玄関に展示した。
タイトルはこちらで「裏庭とピーコ」と付けた。どこかにピーコが隠れているのだが、わかるかな?
彼女が初めてとりこと舎に来たのは6年前の夏。小学1年生だった。しばらくしてハガキが届いた。クレヨンで描いたピーコの絵や、
絵の具で描いたクリの絵。
2枚とも、今も本棚に立てかけて飾ってある。でも改めて間近に見ると、すこし汚れてしまったなあ…これも小さな額にでも入れておけば良かったかな…と残念な思いにかられる。
小学生のかのちゃんは動物が好きで、来るたびにクリやピーコと遊んだり蛇やカエルを捕まえたり、体の中から溢れ出るものを抑えきれないかのように常に全速力で走り回っていた(こちら)。
走り回れない冬は、溢れ出るものを雪のキャンバスに描いた。
2019年冬に犬のラクが死んだ後には墓標も作ってくれた。とにかくいつも、とりこと舎に着くとすぐに外に飛び出し、何かしていた。
成長するにつれ、絵画的表現に気持ちが集中していったようだ。ピーコをモチーフにした「めざましニワトリ」は、市の図画展にも入選した。色使いがとてもユニークだ。
その後、絵画教室に通うようになり、油絵も描き始めた。
すごいなあ、かのちゃん。
これからも素敵な絵をたくさん描いてね。
新入舎員のテンたちの絵もよろしくね~。
私(クリ)の絵も描いてメ~!!