去年の秋、お泊まりのお客さんから「お風呂に置いてあるあの石鹸がほしい」と言われた。舎長がヒマなときに牛乳パックを型枠にして作った手作り石鹸だ。当然、売るほどは作っていない。
その後も、肌の敏感なお客さんらから「とてもいい」「売ってほしい」など、ほめていただいたので、「もう少し作ってみようか」「いけるかもよ」と舎長と相談。若干の設備投資(型枠や石鹸カッター購入)をして、去年の秋、16個のクリチチ石鹸を作った(1個750円+税)。が、年明けには在庫ゼロに。
手作りとはいえ、舎長の友だちの石鹸作りのプロ(アキちゃん)に助言してもらいながら長年作り続けてきたもの。アキちゃんは石鹸作り20年以上のキャリアで、2013年からはオーストラリアに移り住み「まにまっく石鹸AU」のブランドで日本とオーストラリアに根強いファンを持っている。
わが舎の石鹸が「買いたい」と思ってもらえるほどの品質になったとしたら、大部分はアキちゃんのおかげだ。
さて、年が明けて、舎長は石鹸作りに本腰を入れ始めた。といっても1回に作れる量は16個なんですけどね(笑)。1月9日と16日に計32個作った。ヒマがあればまだまだ作る。勢いだけはあるぞ。
当舎オリジナルの材料はクリ(ヤギ)の乳。私の手搾りです。
そしてわが舎の無農薬・天日干し米の米ぬか。
まず、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム NaOH)に精製水とヤギの乳を混ぜ合わせる。
さらに、米油、パームオイル、米ぬか、エッセンシャルオイルなどを混ぜ合わせ、生地を作る。
しっかり混ぜて、泡立て器の先から垂れた液で生地の表面に「の」の字が描けるようになればOK。
これを型に流し込む。
このアクリル製の型は新たに購入したもの。牛乳パックに比べて表面がツルツルときれいになるし、手際よく枠から外すことができる。
このまま2~3日寝かせると固まるのだが、気温が低すぎるとうまく固まらないので、厳冬期は段ボール箱の中にホットカーペットを敷き、保冷箱を入れ、その中に石鹸を安置(どうかうまく固まりますように…)。
さらに毛布を掛ける。ちょっと過保護かな?
3日目、羊羹くらいの硬さになったので、カットする。
糸鋸みたいなのは新たに購入したワイヤーのカッター。石鹸を置く台(ジグ)は、古い鰹節削り器を利用して作った。
さあこれで完成! ではない。これからさらに一月半ほどこの状態で室内に置いて熟成させ、苛性ソーダと油脂を完全になじませる。熟成が足りないと多少ピリピリすることになる。
一月半寝かして、包装して、クリの顔写真を貼ってできあがり。
このラッピング、なんかモッサイ…。でも肌には優しいのよ。
当舎にお泊まりの際はぜひ、ヤギ乳風呂(ゴートミルクバス)に入り、クリチチ石鹸をお試しあれ。
肌しっとり、体の芯からポカポカ、です。
その後も、肌の敏感なお客さんらから「とてもいい」「売ってほしい」など、ほめていただいたので、「もう少し作ってみようか」「いけるかもよ」と舎長と相談。若干の設備投資(型枠や石鹸カッター購入)をして、去年の秋、16個のクリチチ石鹸を作った(1個750円+税)。が、年明けには在庫ゼロに。
手作りとはいえ、舎長の友だちの石鹸作りのプロ(アキちゃん)に助言してもらいながら長年作り続けてきたもの。アキちゃんは石鹸作り20年以上のキャリアで、2013年からはオーストラリアに移り住み「まにまっく石鹸AU」のブランドで日本とオーストラリアに根強いファンを持っている。
わが舎の石鹸が「買いたい」と思ってもらえるほどの品質になったとしたら、大部分はアキちゃんのおかげだ。
さて、年が明けて、舎長は石鹸作りに本腰を入れ始めた。といっても1回に作れる量は16個なんですけどね(笑)。1月9日と16日に計32個作った。ヒマがあればまだまだ作る。勢いだけはあるぞ。
当舎オリジナルの材料はクリ(ヤギ)の乳。私の手搾りです。
そしてわが舎の無農薬・天日干し米の米ぬか。
まず、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム NaOH)に精製水とヤギの乳を混ぜ合わせる。
さらに、米油、パームオイル、米ぬか、エッセンシャルオイルなどを混ぜ合わせ、生地を作る。
しっかり混ぜて、泡立て器の先から垂れた液で生地の表面に「の」の字が描けるようになればOK。
これを型に流し込む。
このアクリル製の型は新たに購入したもの。牛乳パックに比べて表面がツルツルときれいになるし、手際よく枠から外すことができる。
このまま2~3日寝かせると固まるのだが、気温が低すぎるとうまく固まらないので、厳冬期は段ボール箱の中にホットカーペットを敷き、保冷箱を入れ、その中に石鹸を安置(どうかうまく固まりますように…)。
さらに毛布を掛ける。ちょっと過保護かな?
3日目、羊羹くらいの硬さになったので、カットする。
糸鋸みたいなのは新たに購入したワイヤーのカッター。石鹸を置く台(ジグ)は、古い鰹節削り器を利用して作った。
さあこれで完成! ではない。これからさらに一月半ほどこの状態で室内に置いて熟成させ、苛性ソーダと油脂を完全になじませる。熟成が足りないと多少ピリピリすることになる。
一月半寝かして、包装して、クリの顔写真を貼ってできあがり。
このラッピング、なんかモッサイ…。でも肌には優しいのよ。
当舎にお泊まりの際はぜひ、ヤギ乳風呂(ゴートミルクバス)に入り、クリチチ石鹸をお試しあれ。
肌しっとり、体の芯からポカポカ、です。