5月17日、黒炭窯に炭材を入れ、点火した。
今年初の窯入れ後の点火は、大阪から来たバーベキューの達人、ノグさんにしてもらった。
「よい炭で焼くと焼き上がりがひと味違う」と、里まるの炭を購入してくれるようになり、ついには炭窯作りや炭焼きにまで参加してしまった、あまたいるBBQ愛好家とは「ひと味違う」達人だ。
焚き口に火が入り、勢いよく燃え上がる。
じっと火に見入り、いつまでも釜の前を離れようとしないノグさん。
今回は、前回の炭焼き(2014年12月)から半年間の空白があり窯が冷えていたことや、ほかにもいくつかの要因があって、着火(窯の中の炭材に火が付くこと、通常、点火から2~3日ほどかかる)、炭化、ねらし(精錬)などの一連の工程がスムーズに進まなかった。トラブル続きで右往左往したが、トラブルを通じて炭焼き人は鍛えられる。
点火から7日後の5月24日、煙がほとんど見分けられないほど透明になったので、窯を閉めた。
そして2週間後、西日本が梅雨入りした直後の6月6日、窯から炭を出した。
焼け具合はどうかなあ?
ほっとする間もなく、次の炭焼き。
ナガちゃんとヒトっちゃんが上木(コナラ、クヌギ、アベマキなど落葉広葉樹)を玉切り、
セーやんとミズト君が薪割り機で割り、
ノグさんが窯の中に入れ、
窯の中でトシローさんが並べる。
今回、炭材の並べ方でヒトっちゃんがアイデアを出し、新しいやり方を試してみることにした。
点火はセーやん。
窯が温まっているせいか、炭材の並べ方、シゴ(炭材の上に着火剤として置く短く切った木)の厚みなどの改良の成果か、今のところ炭焼きは順調に推移している。
6月11日午後12時10分現在の煙の温度、217℃(窯内推定温度400℃前後)。煙の色、薄い青。「ねらし」が進行中だ。しっかりとねらすことで、火持ちのよい堅い炭が焼ける。
さて、6月6日に出した炭。
わが舎の囲炉裏で熾してみた。
どこに出しても恥ずかしくない、よい炭だ。
梅雨寒のこの時期、炭を熾すと、部屋が快適になる。炭の燃焼が室内の湿度を下げ、炭の火から出る遠赤外線が体を温めるからだろう。
あなたも、炭ライフ、始めませんか?
追伸:
6月13(土)、14(日)は、炭山の作業道兼自然観察道つくりをします。あなたも、里まるの炭山に来ませんか?
今年初の窯入れ後の点火は、大阪から来たバーベキューの達人、ノグさんにしてもらった。
「よい炭で焼くと焼き上がりがひと味違う」と、里まるの炭を購入してくれるようになり、ついには炭窯作りや炭焼きにまで参加してしまった、あまたいるBBQ愛好家とは「ひと味違う」達人だ。
焚き口に火が入り、勢いよく燃え上がる。
じっと火に見入り、いつまでも釜の前を離れようとしないノグさん。
今回は、前回の炭焼き(2014年12月)から半年間の空白があり窯が冷えていたことや、ほかにもいくつかの要因があって、着火(窯の中の炭材に火が付くこと、通常、点火から2~3日ほどかかる)、炭化、ねらし(精錬)などの一連の工程がスムーズに進まなかった。トラブル続きで右往左往したが、トラブルを通じて炭焼き人は鍛えられる。
点火から7日後の5月24日、煙がほとんど見分けられないほど透明になったので、窯を閉めた。
そして2週間後、西日本が梅雨入りした直後の6月6日、窯から炭を出した。
焼け具合はどうかなあ?
ほっとする間もなく、次の炭焼き。
ナガちゃんとヒトっちゃんが上木(コナラ、クヌギ、アベマキなど落葉広葉樹)を玉切り、
セーやんとミズト君が薪割り機で割り、
ノグさんが窯の中に入れ、
窯の中でトシローさんが並べる。
今回、炭材の並べ方でヒトっちゃんがアイデアを出し、新しいやり方を試してみることにした。
点火はセーやん。
窯が温まっているせいか、炭材の並べ方、シゴ(炭材の上に着火剤として置く短く切った木)の厚みなどの改良の成果か、今のところ炭焼きは順調に推移している。
6月11日午後12時10分現在の煙の温度、217℃(窯内推定温度400℃前後)。煙の色、薄い青。「ねらし」が進行中だ。しっかりとねらすことで、火持ちのよい堅い炭が焼ける。
さて、6月6日に出した炭。
わが舎の囲炉裏で熾してみた。
どこに出しても恥ずかしくない、よい炭だ。
梅雨寒のこの時期、炭を熾すと、部屋が快適になる。炭の燃焼が室内の湿度を下げ、炭の火から出る遠赤外線が体を温めるからだろう。
あなたも、炭ライフ、始めませんか?
追伸:
6月13(土)、14(日)は、炭山の作業道兼自然観察道つくりをします。あなたも、里まるの炭山に来ませんか?