八重柏冬雷の書道散策

書表現は無限。様々な書表現を紹介。書道を楽しむ講座も開講。問合せは冬雷公式HP http://torai-y.com へ

子供の字だらけのTシャツ

2007-10-08 | 町で見かけた書

このTシャツには子供の字がいっぱい。
「おもいやり」をテーマにした「体いっぱい書道」というイベントで
小学生に一文字ずつ書いてもらい、
主催者がそれをTシャツにしたもの。

一文字の大きさは120cm四方という大きさ。
体をいっぱいに使いながら、
心をこめて書いていた。
教えていてとても微笑ましかった。

文字は子供たちが選んだのだが、
思いやりの気持ちのこもったものばかり。

イベントの最後に2歳の女の子が飛び入り参加。
字は書けないから○を書いた。
紙の上をくるっと回った。
出来たものが中央の○。

純粋な○。
感激した。
子供たちの心をまとめる「輪」である。

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赤いネクタイに書をみた

2007-10-04 | 町で見かけた書

アメリカ人のお客さんのネクタイを見てびっくり。
書がプリントされている。
思わず写真を撮らせてもらう。
聞くと、中国に行ったときに買ったとか。

ちょっと調べてみたら、
この書は唐時代の「張旭」の「草書古詩四帖」
「・・・華漢帝看桃核齊侯・・・」などの字が書いてある。

彼は書道に大変興味があり、
やってみたいとのこと。

これから、時々教えることになりました。


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3メートルの「愛」

2007-10-02 | いろいろな書の巻

これがJC全国大会の式典で書いた「愛」
式典終了後に撮影。

約3メートル四方の板に布を張ったもの。
書き上げたあとすぐ吊り下げた。

書き上げたときの呼吸の荒さと、
吊り上げられていく時の緊張感は、
今でも忘れられない。

書く時、吊り下げる時、
助けてくれた方がいたから出来たこと。
作品は自分一人では出来ないことを実感。

そして、写真を見て、
もっと爽やかさがあったほうがよかったかなと、
ちょっと後悔したり、冷や汗をかいたり・・・・。

でも、本当にいい経験だった。

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