八重柏冬雷の書道散策

書表現は無限。様々な書表現を紹介。書道を楽しむ講座も開講。問合せは冬雷公式HP http://torai-y.com へ

筆を買う

2006-11-30 | 諸々

珍しい筆。

芯は羊毛、
周りは天尾(馬尾)、
つまり、中と外は毛の質、弾力がまったく違う。
毛の長さは約7cm。

面白そうな筆なので衝動買い。

早速、試し書きした。
明日UPの予定。


2006-11-28 | 諸々

「気」

「おもいっきり書道」というイベントで、
小学校2年生の男の子が書いた「気」
私の気になる作品のひとつ。

一画一画気合を入れ、
小さな身体を使い、
真剣に書き始めた。
3画目の途中あたりで全部入らないことに彼は気が付いた。
「はみ出してもいいよ!」と私がアドバイス。
しかし、彼は器用に4画目の終筆の方をまとめ、
最後の「メ」を小さく、でも気合を入れてまとめた。

ほほ笑ましい。
まさしく童心が見える。
線は逞しいし、快作だ。
こんなに楽しい作品に出会えたのは久しぶり。

120cm×120cm





おもいっきり書道

2006-11-27 | 諸々

先日、地元新聞社主催の
「おもいっきり書道」というイベントがあった。
対象は小学生。
市内から15人の小学生が集まり、
大筆で思いっきり大きな作品を書いた。
一般市民の見学も多く、
子供の奮闘に大きな拍手が。

作品の大きさは120cm×120cm。

今年はこのような企画を多く担当させてもらっている。
書道の楽しさを知ってもらうためには
大変ありがたい企画。

明日は、この中から
気になる作品を一点紹介しよう。


箏とのコラボ

2006-11-23 | いろいろな書の巻

過去に私は何回か
音楽とのコラボレーションを楽しんできた。
ほとんどジャズだが、三味線としたこともある。
そして今回は箏。

これが、昨日の
箏とのコラボレーションで書いた作品。

揮毫した曲は宮城道雄作曲の「水の変態」。
書はその曲の中に出てくる、
霧、雲、雨、雪、霰、露、霜の七文字。
大きさはパネル一枚がほぼ130cm×70cm。
揮毫中の写真はないので、
書き上げたものを吊るし、
次の演奏に入ったところを紹介します。

こうしてながめると、思うようには書けていなかった。
書き出しが硬くなってしまい、それがあとまで響いた。
お客さんが多数いたからではない。
きっと箏という独特のリズムのためか。

つぎつぎと書きながら、即興でバランスをとっていく。
つまり、どんどん予定が変更されていく。
やっと、後半になって、
自分の思うイメージ、つまりリズム感が出てきたか。

吊り下げてみると
舞台装置と照明のおかげで、出来は別として書が生きている。

このような機会を与えてくれた関係者に感謝。
この経験を生かし、またチャンスがあったら今度こそ・・・・。

 


今、終わった。

2006-11-22 | 諸々

先ほど箏とのコラボレーションを終えて帰宅。

演奏にあわせて書いたのだった。
この写真はそのパンフレット。
ゲストなんて書かれて、
恥ずかしい。

作品はやっぱり思うように書けなかったが、
即興と考えればそれもまた良し。
と、いいように解釈している。

書いた作品は明日UPします?