八重柏冬雷の書道散策

書表現は無限。様々な書表現を紹介。書道を楽しむ講座も開講。問合せは冬雷公式HP http://torai-y.com へ

小学生とジャンボ書道

2006-11-12 | 諸々

また小学生を相手に
「出前講座」のジャンボ書道をした。
今回は、市内中心地に近い小学校の4年生。
特に都会っ子の多い小学校かな?

前回に行った小学校と雰囲気が少し違う。
文字の形を気にする子が多いのだ。
「大きくのびのびと、はみ出してもいいよ。」と言っても、
理性が働いているようなのだ。
写真を見てもわかるかと思う。
形の整った作品が多いのだ。
これはこれでいいのだが、何か物足りない。
子供らしく無垢にのびのびと書いた作品が少なかったからかな。
私の進め方も良くなかったかなと反省している。

でも、終了後はみんなが、
「楽しかった!」とのこと。
よかった。
この体験が心に残ってくれるといいのだが。

作品の大きさは
120cm×120cm

 


最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ひまわり)
2006-11-12 10:46:47
おはようございます。
書道も右脳の世界ですね。
自由にのびのびと自分の感性で書く。
今は枠にはまった子供が多いですね。
それだけ規制をうけているんでしょうね。
大きな紙に思いっきりのびのびと
書いていい、と言われて、子供たちはしばし戸惑いながらも、楽しかったでしょうね♪
何か目覚めた子がいるかもしれませんね^^
返信する
Unknown (おっぺけぺ)
2006-11-12 10:54:44
おはようございます!

ブログデザインの変更、おめでとうございます!
以前が真っ白、今回が真っ黒、さすが書家の方らしいですね。

私のブログの他の常連さん達も、のきなみブログデザインを変更されています。かく言う私もですけど。
秋という季節が、そうさせるのでしょうかねぇ?
返信する
感じたこと (豚丼人)
2006-11-12 11:47:33
 ひまわりさんのおっしゃる通り、「枠にはまった子どもが多い」んですね。そういう私も、初めて大きな筆を手にしたとき、紙からはみ出さないように、大きな「文字」を書いていました。でもそれって、たいていの日本人は周囲と同じであることで安心したり、人の和を乱すようなことを嫌うという人柄のあらわれだと思ったんです。
 そしてもう一つは小学生が「書写」を学んでいるということ。書写しか知らない小学生にとっては、この結果は当然かもしれませんね。
 冬雷さんが出前講座をしたことで、小学生の「書に対する固定観念」が植え付けられなかったこと、それはすばらしい成果だと思うんです。なにしろ私はこの歳になるまでこういう世界があることを知らなかった張本人ですから。
返信する
ひまわり様 (toraian)
2006-11-12 21:43:02
そうなんですよ。一人でも二人でも、
何かに目覚めてくれる子がいればと願ってやってます。
今年はあと2回あります。
どんな子供たちと出会えるか楽しみです。
返信する
おっぺけぺ様 (toraian)
2006-11-12 21:45:15
実は貴ブログを拝見していて、
このデザインの変更を考えたのです。
いい刺激をいただき感謝です。
考えてる時って楽しいですね。
返信する
豚丼人様 (toraian)
2006-11-12 21:49:10
いろいろ分析してくれてありがとう。
とにかく子供たちには芸術に触れる時間を作ってあげることです。まずは体験することが大事ですから。
そして、私を呼んでくれた小学校の先生にも感謝しなきゃ、ですね。
返信する
120×120 (みのり)
2006-11-12 23:19:57
でもきっと、子供たちは精一杯はみだしているような気持ちで書いていたのでしょうね。
大きな紙を前にしたら、やっぱり私もこじんまりしてしまうかも・・・
自分も小学生のときにこういう経験をさせてもらっていたら
もっと違う道に進んでいたのかも・・・
本当に「出前講座」はいいイベントですね
返信する
みのり様 (toraian)
2006-11-13 06:39:54
確かにそうですね。
子供たちも精一杯なんです。
この「出前講座」は、
他の部門、美術や音楽、華道等でもやっているんですよ。
ほんとにいい企画です。
返信する

コメントを投稿