【足りないものは渇望】
既知ですが3連勝で臨んだホーム鳥取戦は1-1のドロー☆
巷では(また監督も)つまらない試合であったという論評が多勢を占めています。
その通りであるとは思います。
しかし、私は遂にガンバ復活への「道標」がこの試合で確信することができました。 つまり、見えました♪
面子、そして選手個々の能力で何か問題があると言われればありません。 強いて言えば有能な選手がある一定のポジションに偏ってはいるなとは感じています。そう、中盤のプレーヤーがあふれています。
家長も二川も倉田も遠藤も今野も使いたい。。。。 だから4-2-3-1を敷かざるを得ないのでしょう。
ただ、その多くを占める主要の問題はメンタルにあると確信できました。
比較しましょう、鳥取とガンバ
鳥取は言われるまでもなくガンバとは大違いの低い戦力を自覚し当然対策を立ててきました。
小村監督の作戦は熊本、長崎というほぼ同位置の実力を持つチームがガンバと対戦したデータをつぶさに分析したと思います。
そして富山や札幌を反面教師にもしたと思います。それがいけなかったという点だけでなく後半等攻押し込むこともできた点も分析したはずです。
そして導き出した玉虫色の戦略。 そこに選手のメンタルとガンバ側の油断を計算し加味した試合運びで見事に勝ち点を奪っていきました。
特筆比較すべきは両チームの得点に顕れています。
鳥取は元々ボールを保持され押し込まれることは織り込み済みで1回のチャンスに全てをかけることの正しさを邪念なしに実行しました。
だから、1つ1つのチャンスに全員が必死になって取り組みました。 点が取れるとも勝てるとも思えない状況だからこそ90分の中に1-2度訪れるチャンスに強い意識を1つに統一して臨めたのです。
得点はガンバの両サイド(最初は右、そして左)のもたつきが要因でした。
最後のクロスを上げられたのは全くの油断と緩慢な気持ちの表れです。 上げられた後も中が薄かったことも同じです、
元々スコアリングで鳥取の1トップに長身選手が居ることを知っていながら西野を外し丹羽を入れた長谷川監督の判断の意図は不明ですが、それが間違いであっても局面的なものにすぎません。この試合を勝てなかった大きな要因ではありますが。
必死ですから当然相手の攻めには無駄がありません。日本相手にヨルダンが取った2点目に状況は似ています。
翻ってガンバはどうだったでしょう?
中盤底から中盤、FWと何回もボールは通りました。しかし肝心のFWがMF化してしまっていて押し込んでから5人プラスサイドでボールを回すのみで誰が一気に決めるかの意思統一が為されていなかった。
これはこの試合に限ったことではなく、「いつかはこじ開けれるだろう」「このまま取れるだろう」という気持ちに支配されてしまい1回のチャンスに集中できない状態が毎回続いてしまっています。
そう、まだ。。。。【なめている】のです。 これはファンもそうかも知れません。
確かに強い、何回もチャンスが来る。 しかし1回にかける必死さが皆無であれば何回チャンスが来ても満足に得点はできません。
ガンバは他のJ2チームと違い幸運にも何回もチャンスを作れるチームです。 そう、アドバンテージなのです。
他のチームが1回のチャンスに1回の集中するのならガンバは
10回のチャンスに10回集中しなければならないのです。 そしてそれが出来るチームなのです。 それができるから
他を凌駕する戦力と経験値があると巷で認知されているのです。
しかし、それをしない。 いたずらなボール回しに終始する。少しミスをすればそこを必死に集中かけられピンチ或いは失点を喫する。
これをメンタルの問題と言わず何と表現しましょう
こんな状態で神戸と戦えるか?とも感じるでしょうが、神戸はもしJ1のカテゴリーで戦うなら勝ち点3を計算しやすいチームのはずです。 いつのまにか我々も在るべき姿を忘れ自ら貶めてしまっているかも知れませんね。
5点取っても罪は無い。それを前半でやってしまっても取り過ぎということはありません。 爆勝したら反動がくると決まっているわけではありません。 危険があるとしたらやはり・・・「メンタル」だけです。
まるで得点するのが怖いみたいな停滞攻撃の連続。 何か意図があるのは間違いないですがそれが個々レベルで統一されていないことが問題であると思います。
ですので、今必要なのは
ミーティングですね^^
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ベテランから若手へうまく伝えていくのが
「伝統」というわけですけど、
そういう意味でミーティングは必要と私も思います。
ただね・・・キャプテンが遠藤選手で
叱咤激励・鼓舞するタイプとちゃうからなぁ(苦笑)
そうですよね。 遠藤主将にこう言わしてみたいです。
「あのね、俺はいつでもスィッチ入ってゴールに直結できるから、君達は遠慮せず全てに於いて全力でゴール目指してね」
「あのね、そうは言っても俺はボランチ(底)のポジションだから、、倉田が遠慮せず全部仕切れよ、副主将なんだし」
「あのね、俺はほら、こんなだし。。ミョウさんミーティングだけでもいいから鼓舞してやってよ、回復するまでは」
言わないよなぁ・・・・
また御意見お待ちしています。
何点勝ち点取るんだろう、一試合何点取るんだろう(んでも、やっぱり点は取られるんだろうな)
J2を一番なめていたのは私だったのかも知れません…。
いやいや、、そんな事はありません。2番以降だと思います。
1番は何を隠そう・・・
私です(笑