アロマテラピー学習ブログ

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参照。

免疫の仕組み

2008-03-20 16:02:50 | 解剖生理学(免疫系)
免疫
〔疫病を免れる意〕伝染病などに一度かかると、二度目は軽くすんだり、まったくかからなくなったりすること。生体が自己にとって健全な成分以外のものを識別して排除する防衛機構。

特異的防御機構
・侵入物を認識して特異的に反応・処理する免疫機構
・1度感染すると抗体ができて再び感染しないなど
 のリンパ球中心の免疫機構(麻疹やおたふくなど)
・T細胞による細胞性免疫とB細胞による体液性免疫がある

細胞性免疫
移植片に対する拒絶反応のようにTリンパ球(T細胞)自身が対象を攻撃する免疫

体液性免疫
細菌感染の防御のようにリンパ球が生産する抗体による免疫。B細胞を中心とした免疫でマクロファージを介して抗原情報を得たヘルパーT細胞が、B細胞に働きかけることにより、B細胞が形質細胞に変化して抗体(免疫グロブリン)を産生する。体液(血液)の中に敵が侵入し存在している時に働く免疫で、免疫の主役たちが血液やリンパ球の中に存在するので体液性免疫と呼ばれる。

抗体
抗原の侵入を受けた生体がその刺激で作り出すタンパク質の総称。その抗原だけに結合する性質があり、結合によって抗原である細菌などを溶解したり、毒素を中和するなどして生体を防御する。免疫グロブリンに属する。免疫体。

抗原
生体内に侵入して抗体をつくらせ、その抗体とだけ結合して反応する物質。細菌毒素・菌体成分や多くの異種タンパク質がこれに該当する。アンチゲン。

非特異的防御機構
・一般的な異物・侵入物に対する無差別的な排除システムである。
・防御壁としての皮膚や粘膜
・局所にある抗菌性物質(胃液・腸内細菌など)
・好中球や単球による無差別的排除機構


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