カキぴー

春が来た

ダイアナとジャックリーン

2010年05月11日 | ニュース

英国ロンドンの高級百貨店「ハロッズ」が、中東カタールの投資会社に売却されたことを、ニュースで知った。 ハロッズは、エジプト出身の大富豪モハメド・アル・ファイド氏が25年にわたり所有していたが、アルファイド氏が引退を決意し、カタール王室が所有する投資会社に売却したという。 売却額は15億ポンド(約2000億円)と見られている。

アルファイド氏の息子ドデイ氏は、ダイアナ元イギリス皇太子妃と共に、1997年8月自動車事故で不慮の死を遂げている。 アル・ファイド氏は、事故がエリザベス女王の夫フィリップ殿下が仕組んだ陰謀と主張。 2000年には、英王室からハロッズが40年にわたって手にしてきた 「王室ご用達認可」を取り下げると通知され、逆に自ら返上。 2005年にはダイアナ王妃とドデイ氏が戯れる像を 「無実の犠牲者たち」と名付けテ店内に展示、ハロッズの新たな「名物」となっていた。

ところで、ジャックリーン・リー・ブーヴィェは、1953年ジョン・F・ケネディーと結婚。 ケネディーは多くの女性問題と、健康上の不安を抱えていたが、ジャクリーンはそれらを黙殺し、1961年彼女は米国史上最年少のファーストレディとなる。 1963年11月22日、ケネディー大統領は暗殺され、1968年彼女はギリシャの海運王、アリストテレス・オナシスと結婚。 オナシスに彼女が求めたのは、財力と、保護する力だったと言われる。

しかしジャックリーンは、継娘クリスティナ・オナシスと良い関係が持てず、贅沢と浪費の日を送る。 オナシスは離婚も考えていたが、1975年ジャックリーンに莫大な遺産を残して死去。 彼女はその後ダイヤモンド商のモーリス・テンペルスマンと、穏やかに暮らしたが、1994年非ホジキンスリンパ腫のため、ニューヨークのアパートで静かな死を迎えた。

ダイアナとジャックリーンの共通点は二つある。 一つは夫の女性関係、チャールズ王太子は結婚後も愛人カミラとの交際をやめず、そのためダイアナは過食症による摂食障害に苦しむ。 二つ目は再婚の相手に、いずれも大富豪を選んだこと。 しかし結果として、二人とも幸せな生活をつかむことは出来なかった。

 


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