キャプテンの先崎です。 いつも飛ばない飛行機の操縦席にお立ち寄り頂き、うれしく思っています。 昨年11月 「『前立腺がん』根治を諦めない人のために」を出版したあと、ポッカリ穴が空いたような状態になりました。 でも身体は忙しいのです。 辺鄙なところに住み、広い家の管理と庭の手入れ、雑木林の下刈りと耕作放棄地の草刈り、野菜作りと2匹の犬の世話、女房の運転士、どれも手を抜きたくないからです。
さらに、ここ桜ヶ丘の地は本にも書きましたが、夏涼しく冬寒いところです。 暖房は越してきた年から薪ストーブに頼っています。 ひと冬に焚く薪の量は中型トラック1台分にもなりますから、秋になると薪作りもやらなければなりません。 そんなわけで身体は使っていますが、頭の方は運動不足。 そこで思いついたのが、「ブログなるものを書いてみよう」となったわけです。
去年の12月から書き始めて、実は今日で半年になりました。 30日×6ヶ月=180回、中味はともかくこんなに毎日書けるとは思いませんでしたが、一日も休まず続けられたのは、読んでくれてる人が居たからです。 ブログは何時にどれだけの人が読んでくれたか、記録に残ります。 真夜中や早朝に読んでくれる人、休みの日にまとめて読んでくれる人などさまざまですが、アクセス総数が今朝で5425回にもなりました。
ところが近ごろ書いていて、物足らなさみたいなものを感じ始めました。 その正体が何なのか分かりませんが、自分なりの充実感が湧いてこないのです。 考えない人ほどよく喋ると言われますが、書くことにも同じことが言えるということに、気がついたのかもしれません。 僕はこれを一つのステップとして捉えることにしました。
回りくどく申し上げましたが、この辺で「ペースダウン」し、新たな気持ちで再スタートすることを、読者の皆様にお伝えしたかったのです。 これからは、読み手の興味を引くものを書こうとするのをやめ、書き手と読み手、さらに読み手どうしも一体感を感じられるような内容にできればと考察中です。 週一度ぐらいアクセスしてみていただければ幸いです。