カキぴー

春が来た

気になる 今年の7月

2010年02月12日 | 国際・政治

有権者にとって、投票したい政党がなければ、当然棄権票が増える筈だ。 そうだとすると、夏の参議院選は、投票率が下がりそうな気がする。 理由はこのあと述べるが、結果はともかく、前回の衆議院選は、自分たちの意志で、政権交代が実現したのだから、ここで投げ出してはならないし、 与野党も政治家も、有権者を引きつけるシナリオを、提示する責任がある。

前回の衆議院選で有権者は、民主党にこの国を託したわけではなく、自公政権への不満から、2大政党を競わせることでこの国を良くしよう、 そう考えて野党に票を入れた人も多かったはずだ。 しかし結果は自公の惨敗、 振り子が民主の方に振れ過ぎて、バランスを大きく崩してしまった。 「過ぎたるは及ばざるが如し」  圧勝ですっかり過信してしまった新政権は、2人のトップが法に触れる事態にも、自浄能力を発揮しようとしない。 これでは新政権に期待してた有権者は白けてしまう。 かといって代わりが出てこなければ、棄権票が増えるのは当たり前。

夏の選挙までおよそ5ヶ月、再度 有権者が政治の主導権を取りたくなるような、魅力あるシナリオとは?   (1)民主のトップが入れ替わる。(但し誰を顔にするか?)  (2)枡添氏あたりを中心とする、第三勢力の結成。(政界再編) (3)自民が生まれ変わる。(この可能性は薄い、だから3番目)  

さて、(1)~(3) どの陣営でも、 集客力のある役者が不可欠だが、、幸いなことに揃えることが可能だ。 それは知事経験者、または現職知事。 何故ならこの中に、実力、経験を備え、かつ魅力ある人材が多く存在するからだ、 これを活用しない手はないし、そうでなきゃ勝てない。 入閣を約束するぐらいの条件提示で口説いて欲しい。 ざっと名前を挙げると、北川正恭元、増田寛也、片山喜博、浅野史郎、古川 康、橋元 徹、 等々。 この面々は 「多選を望むなら何もしないことだ」 といわれる知事職で、いずれも地方自冶の確立に貢献し、独自の業績を残している。 それに共通して早く辞めてるのがいい。 今度はぜひ国政の場で思う存分実力を発揮し、これまでの政治を変えていって欲しい。

知事経験者に魅力ある人材が多いのは何故か?  大統領制とほぼ同等の統治力を発揮できることが、大きな要因だろうが、それと併せ、直接選挙を通じ、地域住民と向き合って仕事をする緊張感、責任感が、成長に繋がっているのではないだろうか。 それだけに、本気になってやろうとすれば、かなりシンドイはず。 だから長くはやれないのかもしれない。

 


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1 コメント

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Unknown (ばりこ)
2010-02-12 13:19:35
今の不景気は、世界的な不況の連鎖という部分もありますが、政権交代による「作られた不況」という気がします。完全な政策不況ですね。
まあ、自民がよかったわけでなく、民主が一度時間の流れを止めてしまったことが、あと1年くらいは影響が残ることに・・なるでしょう。はたしてそれまで政権が持ちますかどうか?
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