薬に頼らない「うつ病」治療(6)は・・・「予防」
ローリエット脳研究所では、
脳の活動をリアルタイムで観察できる装置を使い、
へんとう体を自分自身の力でコントロール出来る方法を研究している。
被験者は、自分のへんとう体を観察し、良い状態して行く訓練を行っている。
画面の赤いバーは、へんとう体が良い状態になる程長くなる様に設定されている。
被験者は、この画面を見て、楽しかったできごとを思い浮かべ、このバーを伸ばしていくのだ。
何を思い出せば、このへんとう体がより良い状態になるのか?
何度も訓練を繰り返すと、やがてへんとう体をコントロールする術を習得できるようになるという。
被験者の1人は「バーを見ながら出来たので、良い状態を作るのは意外と簡単でしたよ。」と語る。

この方法を習得できれば、不安や悲しみを感じた時でも、
DLPFCを活性化し、へんとう体の暴走を抑えられる。
その結果、「うつ病」を、予防する事が可能になると、研究者は考えているのだ。
ウェイン教授は、「今では、脳の活動をリアルタイムで観察できるようになりました。
さまざまな脳の領域がどのように作用しあい感情を正常な状態に保っているかが分かってきたのです。
治療だけでなく、やがては予防にも応用できるようになると考えています。」と答えている。
日本でも、横浜市の欣香病院などで、少しずつ始まっている。
安全性と有効性を確かめる研究の一環として「磁気刺激」を行っている。
薬が効かないなど、幾つかの条件を満たした患者が対象だ。
2月12日OA「NHKSPより」 最終回
」
ローリエット脳研究所では、
脳の活動をリアルタイムで観察できる装置を使い、
へんとう体を自分自身の力でコントロール出来る方法を研究している。
被験者は、自分のへんとう体を観察し、良い状態して行く訓練を行っている。
画面の赤いバーは、へんとう体が良い状態になる程長くなる様に設定されている。
被験者は、この画面を見て、楽しかったできごとを思い浮かべ、このバーを伸ばしていくのだ。
何を思い出せば、このへんとう体がより良い状態になるのか?
何度も訓練を繰り返すと、やがてへんとう体をコントロールする術を習得できるようになるという。
被験者の1人は「バーを見ながら出来たので、良い状態を作るのは意外と簡単でしたよ。」と語る。




この方法を習得できれば、不安や悲しみを感じた時でも、
DLPFCを活性化し、へんとう体の暴走を抑えられる。
その結果、「うつ病」を、予防する事が可能になると、研究者は考えているのだ。
ウェイン教授は、「今では、脳の活動をリアルタイムで観察できるようになりました。
さまざまな脳の領域がどのように作用しあい感情を正常な状態に保っているかが分かってきたのです。
治療だけでなく、やがては予防にも応用できるようになると考えています。」と答えている。
日本でも、横浜市の欣香病院などで、少しずつ始まっている。
安全性と有効性を確かめる研究の一環として「磁気刺激」を行っている。
薬が効かないなど、幾つかの条件を満たした患者が対象だ。


2月12日OA「NHKSPより」 最終回
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