9. 天使と人間との淫行
③ 天使と人間との淫行
我々は、既に述べたように、人間が天使の誘惑に陥って堕落したという事実
人間も天使もみな淫行によって堕落したという事実
その上にまた、被造世界においては、霊的存在であって、お互いにある情的関係を結ぶことのできる存在とは
人間と天使以外にはないという事実などを結びつけてみるとき
人間と天使との間に淫行関係が成り立ったであろうということは、容易にうなずくことができるのである
ヨハネ福音書八章44節には
「あなたがたは自分の父、すなわち、悪魔から出てきた者であって、その父の欲望どおりを行おうと思っている」
と記録されている。
そして、黙示録一二章9節には、悪魔はすなわち、サタンであり、サタンはすなわち、人間を誘惑した古い蛇であると明示しているのである
このような聖句に基づいてみるとき
人間は悪魔の子孫であり、したがって、サタンの子孫であるがゆえに、結局蛇の子孫であるということになるのである
では、人間はいかなる経過を経て、堕落した天使、すなわちサタンの子孫となったのであろうか
これは、人間の祖先が天使と淫行を犯すことによって
すべての人間がサタンの血統より生まれるようになったからである
このように、堕落した人間は神の血統ではなくサタンの血統をもって生まれたのでロマ書八章23節には
「御霊の最初の実を持っているわたしたち自身も、心の内でうめきながら、子たる身分(実子でなく養子として)を授けられること、すなわち、からだのあがなわれることを待ち望んでいる」
と記録されているのである。
また、マタイ福音書三章7節には、洗礼ヨハネがユダヤ人たちを見て
「まむしの子」
すなわちサタンの子孫であると叱責し、また、マタイ福音書二三章33節においてイエスがユダヤ人たちを見て
「へびよ、まむしの子らよ、どうして地獄の刑罰をのがれることができようか」
と叱責されたという記録がある。
このような聖書の記録に基づいてみると、我々は、天使と人間との間に淫行関係が結ばれ
それが堕落の原因になったという事実を知ることができるのである
原理講論 前編2 堕落論-9
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