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生命の言葉

神様を知り、信仰の種を育てましょう

列王上22 ヨシャパテはイスラエルの王と よしみを結んだ

2016-01-31 20:18:09 | 旧約聖書11列王紀上
列王紀上22章

スリヤとイスラエルの間に戦争がなくて三年を経た

しかし三年目にユダの王ヨシャパテがイスラエルの王の所へ下っていったので、 イスラエルの王はその家来たちに言った

「あなたがたは、ラモテ・ギレアデがわれわれの所有であることを知っていますか

しかもなおわれわれはスリヤの王の手からそれを取らずに黙っているのです」

彼はヨシャパテに言った

「ラモテ・ギレアデで戦うためにわたしと一緒に行かれませんか」

ヨシャパテはイスラエルの王に言った

「わたしはあなたと一つです

わたしの民はあなたの民と一つです

わたしの馬はあなたの馬と一つです」

ヨシャパテはまたイスラエルの王に言った

「まず、主の言葉を伺いなさい」

そこでイスラエルの王は預言者四百人ばかりを集めて、彼らに言った

「わたしはラモテ・ギレアデに戦いに行くべきでしょうか、あるいは控えるべきでしょうか」

彼らは言った

「上っていきなさい。主はそれを王の手にわたされるでしょう」

ヨシャパテは言った

「ここには、われわれの問うべき主の預言者がほかにいませんか」

イスラエルの王はヨシャパテに言った

「われわれが主に問うことのできる人が、まだひとりいます

イムラの子ミカヤです

彼はわたしについて良い事を預言せず、ただ悪い事だけを預言するので、わたしは彼を憎んでいます」

ヨシャパテは言った

「王よ、そう言わないでください」

そこでイスラエルの王は役人を呼んで

「急いでイムラの子ミカヤを連れてきなさい」と言った

さてイスラエルの王およびユダの王ヨシャパテは王の服を着て、サマリヤの門の入口の広場に、おのおのその王座にすわり、預言者たちは皆その前で預言していた

ケナアナの子ゼデキヤは鉄の角を造って言った

「主はこう仰せられます

『あなたはこれらの角をもってスリヤびとを突いて彼らを滅ぼしなさい』」

預言者たちは皆そのように預言して言った

「ラモテ・ギレアデに上っていって勝利を得なさい

主はそれを王の手にわたされるでしょう」

さてミカヤを呼びにいった使者は彼に言った

「預言者たちは一致して王に良い事を言いました

どうぞ、あなたも、彼らのひとりの言葉のようにして、良い事を言ってください」

ミカヤは言った

「主は生きておられます

主がわたしに言われる事を申しましょう」

彼が王の所へ行くと、王は彼に言った

「ミカヤよ、われわれはラモテ・ギレアデに戦いに行くべきでしょうか、あるいは控えるべきでしょうか」

彼は王に言った

「上っていって勝利を得なさい

主はそれを王の手にわたされるでしょう」

しかし王は彼に言った

「幾たびあなたを誓わせたら、あなたは主の名をもって、ただ真実のみをわたしに告げるでしょうか」

彼は言った

「わたしはイスラエルが皆、牧者のない羊のように、山に散っているのを見ました

すると主は

『これらの者は飼主がいない

彼らをそれぞれ安らかに、その家に帰らせよ』と言われました」

イスラエルの王はヨシャパテに言った

「彼がわたしについて良い事を預言せず、ただ悪い事だけを預言すると、あなたに告げたではありませんか」

ミカヤは言った

「それゆえ主の言葉を聞きなさい

わたしは主がその玉座にすわり、天の万軍がそのかたわらに、右左に立っているのを見たが、 主は

『だれがアハブをいざなってラモテ・ギレアデに上らせ、彼を倒れさせるであろうか』

と言われました

するとひとりはこの事を言い、ひとりはほかの事を言いました

その時一つの霊が進み出て、主の前に立ち

『わたしが彼をいざないましょう』

と言いました。 主は

『どのような方法でするのか』

と言われたので、彼は

『わたしが出て行って、偽りを言う霊となって、すべての預言者の口に宿りましょう』

と言いました。そこで主は

『おまえは彼をいざなって、それを成し遂げるであろう。出て行って、そうしなさい』

と言われました

それで主は偽りを言う霊をあなたのすべての預言者の口に入れ、また主はあなたの身に起る災を告げられたのです」

するとケナアナの子ゼデキヤは近寄って、ミカヤのほおを打って言った

「どのようにして主の霊がわたしを離れて、あなたに語りましたか」

ミカヤは言った

「あなたが奥の間にはいって身を隠すその日に、わかるでしょう」

イスラエルの王は言った

「ミカヤを捕え、町のつかさアモンと、王の子ヨアシの所へ引いて帰って、 言いなさい

『王がこう言います、この者を獄屋に入れ、わずかのパンと水をもって彼を養い、わたしが勝利を得て帰ってくるのを待て』」

ミカヤは言った

「もしあなたが勝利を得て帰ってこられるならば、主がわたしによって語られなかったのです」

また彼は言った

「あなたがた、すべての民よ、聞きなさい」

こうしてイスラエルの王とユダの王ヨシャパテはラモテ・ギレアデに上っていった

イスラエルの王はヨシャパテに言った

「わたしは姿を変えて、戦いに行きます

あなたは王の服を着けなさい」

イスラエルの王は姿を変えて戦いに行った

さて、スリヤの王は、その戦車長三十二人に命じて言った

「あなたがたは、小さい者とも大きい者とも戦わないで、ただイスラエルの王とだけ戦いなさい」

戦車長らはヨシャパテを見たとき、これはきっとイスラエルの王だと思ったので、身をめぐらして、これと戦おうとすると、ヨシャパテは呼ばわった

戦車長らは彼がイスラエルの王でないのを見たので、彼を追うことをやめて引き返した

しかし、ひとりの人が何心なく弓をひいて、イスラエルの王の胸当と草摺の間を射たので、彼はその戦車の御者に言った

「わたしは傷を受けた。戦車をめぐらして、わたしを戦場から運び出せ」

その日戦いは激しくなった

王は戦車の中にささえられて立ち、スリヤびとにむかっていたが、ついに、夕暮になって死んだ

傷の血は戦車の底に流れた

日の没するころ、軍勢の中に呼ばわる声がした

「めいめいその町へ、めいめいその国へ帰れ」

王は死んで、サマリヤへ携え行かれた

人々は王をサマリヤに葬った

またその戦車をサマリヤの池で洗ったが、犬がその血をなめた

また遊女がそこで身を洗った

主が言われた言葉のとおりである

アハブのそのほかの事績と、彼がしたすべての事と、その建てた象牙の家と、その建てたすべての町は、イスラエルの王の歴代志の書にしるされているではないか

こうしてアハブはその先祖と共に眠って、その子アハジヤが代って王となった

アサの子ヨシャパテはイスラエルの王アハブの第四年にユダの王となった

ヨシャパテは王となった時、三十五歳であったが、エルサレムで二十五年世を治めた

その母の名はアズバといい、シルヒの娘であった

ヨシャパテは父アサのすべての道に歩み、それを離れることなく、主の目にかなう事をした

ただし高き所は除かなかったので、民はなお高き所で犠牲をささげ、香をたいた

ヨシャパテはまたイスラエルの王と、よしみを結んだ

ヨシャパテのその他の事績と、彼があらわした勲功およびその戦争については、ユダの王の歴代志の書にしるされているではないか

彼は父アサの世になお残っていた神殿男娼たちを国のうちから追い払った

そのころエドムには王がなく、代官が王であった

ヨシャパテはタルシシの船を造って、金を獲るためにオフルに行かせようとしたが、その船はエジオン・ゲベルで難破したため、ついに行かなかった

そこでアハブの子アハジヤはヨシャパテに

「わたしの家来をあなたの家来と一緒に船で行かせなさい」

と言ったが、ヨシャパテは承知しなかった

ヨシャパテはその先祖と共に眠って、父ダビデの町に先祖と共に葬られ、その子ヨラムが代って王となった

アハブの子アハジヤはユダの王ヨシャパテの第十七年にサマリヤでイスラエルの王となり、二年イスラエルを治めた

彼は主の目の前に悪を行い、その父の道と、その母の道、およびかのイスラエルに罪を犯させたネバテの子ヤラベアムの道に歩み

バアルに仕えて、それを拝み、イスラエルの神、主を怒らせた

すべて彼の父がしたとおりであった

列王記上22章



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列王上21 アハブの世には災を下さず その子の世に下すであろう

2016-01-31 19:57:00 | 旧約聖書11列王紀上
列王紀上21章

さてエズレルびとナボテはエズレルにぶどう畑をもっていたが

サマリヤの王アハブの宮殿のかたわらにあったので、 アハブはナボテに言った

「あなたのぶどう畑はわたしの家の近くにあるので、わたしに譲って青物畑にさせてください

その代り、わたしはそれよりも良いぶどう畑をあなたにあげましょう

もしお望みならば、その価を金でさしあげましょう」

ナボテはアハブに言った

「わたしは先祖の嗣業をあなたに譲ることを断じていたしません」

アハブはエズレルびとナボテが言った言葉を聞いて、悲しみ、かつ怒って家にはいった

ナボテが「わたしは先祖の嗣業をあなたに譲りません」と言ったからである

アハブは床に伏し、顔をそむけて食事をしなかった

妻イゼベルは彼の所にきて、言った

「あなたは何をそんなに悲しんで、食事をなさらないのですか」

彼は彼女に言った

「わたしはエズレルびとナボテに

『あなたのぶどう畑を金で譲ってください

もし望むならば、その代りに、ほかのぶどう畑をあげよう』

と言ったが、彼は答えて

『わたしはぶどう畑を譲りません』と言ったからだ」

妻イゼベルは彼に言った

「あなたが今イスラエルを治めているのですか

起きて食事をし、元気を出してください

わたしがエズレルびとナボテのぶどう畑をあなたにあげます」

彼女はアハブの名で手紙を書き、彼の印をおして、ナボテと同じように、その町に住んでいる長老たちと身分の尊い人々に、その手紙を送った

彼女はその手紙に書きしるした

「断食を布告して、ナボテを民のうちの高い所にすわらせ、 またふたりのよこしまな者を彼の前にすわらせ、そして彼を訴えて

『あなたは神と王とをのろった』

と言わせなさい。こうして彼を引き出し、石で撃ち殺しなさい」

その町の人々、すなわち、その町に住んでいる長老たちおよび身分の尊い人々は、イゼベルが言いつかわしたようにした

彼女が彼らに送った手紙に書きしるされていたように、 彼らは断食を布告して、ナボテを民のうちの高い所にすわらせた

そしてふたりのよこしまな者がはいってきて、その前にすわり、そのよこしまな者たちが民の前でナボテを訴えて

「ナボテは神と王とをのろった」

と言った。そこで人々は彼を町の外に引き出し、石で撃ち殺した。 そして人々はイゼベルに

「ナボテは石で撃ち殺された」

と言い送った。 イゼベルはナボテが石で撃ち殺されたのを聞くとすぐ、アハブに言った

「立って、あのエズレルびとナボテが、あなたに金で譲ることを拒んだぶどう畑を取りなさい

ナボテは生きていません

死んだのです」

アハブはナボテの死んだのを聞くとすぐ、立って、エズレルびとナボテのぶどう畑を取るために、そこへ下っていった

そのとき、主の言葉がテシベびとエリヤに臨んだ

「立って、下って行き、サマリヤにいるイスラエルの王アハブに会いなさい

彼はナボテのぶどう畑を取ろうとしてそこへ下っている

あなたは彼に言わなければならない

『主はこう仰せられる、あなたは殺したのか、また取ったのか』と

また彼に言いなさい

『主はこう仰せられる、犬がナボテの血をなめた場所で、犬があなたの血をなめるであろう』」

アハブはエリヤに言った

「わが敵よ、ついに、わたしを見つけたのか」

彼は言った

「見つけました

あなたが主の目の前に悪を行うことに身をゆだねたゆえ

わたしはあなたに災を下し、あなたを全く滅ぼし

アハブに属する男は、イスラエルにいてつながれた者も、自由な者もことごとく断ち

またあなたの家をネバテの子ヤラベアムの家のようにし、アヒヤの子バアシャの家のようにするでしょう

これはあなたがわたしを怒らせた怒りのゆえ、またイスラエルに罪を犯させたゆえです

イゼベルについて、主はまた言われました

『犬がエズレルの地域でイゼベルを食うであろう』と

アハブに属する者は、町で死ぬ者を犬が食い、野で死ぬ者を空の鳥が食うでしょう」

アハブのように主の目の前に悪を行うことに身をゆだねた者はなかった

その妻イゼベルが彼をそそのかしたのである

彼は主がイスラエルの人々の前から追い払われたアモリびとがしたように偶像に従って、はなはだ憎むべき事を行った

アハブはこれらの言葉を聞いた時、衣を裂き、荒布を身にまとい、食を断ち、荒布に伏し、打ちしおれて歩いた

この時、主の言葉がテシベびとエリヤに臨んだ

「アハブがわたしの前にへりくだっているのを見たか

彼がわたしの前にへりくだっているゆえ、わたしは彼の世には災を下さない

その子の世に災をその家に下すであろう」

列王記上21章



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列王上20 スリヤの王ベネハダデはサマリヤを攻めた

2016-01-31 19:25:38 | 旧約聖書11列王紀上
列王紀上20章

スリヤの王ベネハダデはその軍勢をことごとく集めた

三十二人の王が彼と共におり、また馬と戦車もあった

彼は上ってサマリヤを囲み、これを攻めた

また彼は町に使者をつかわし、イスラエルの王アハブに言った

「ベネハダデはこう申します

『あなたの金銀はわたしのもの、またあなたの妻たちと子供たちの最も美しい者もわたしのものです』」

イスラエルの王は答えた

「王、わが主よ、仰せのとおり、わたしと、わたしの持ち物は皆あなたのものです」

使者は再びきて言った

「ベネハダデはこう申します

『わたしはさきに人をつかわして、あなたの金銀、妻子を引きわたせと言いました

しかし、あすの今ごろ、しもべたちをあなたにつかわします

彼らはあなたの家と、あなたの家来の家を探って、すべて彼らの気にいる物を手に入れて奪い去るでしょう』」

そこでイスラエルの王は国の長老をことごとく召して言った

「よく注意して、この人が無理な事を求めているのを知りなさい

彼は人をつかわして、わたしの妻子と金銀を求めたが、わたしはそれを拒まなかった」

すべての長老および民は皆彼に言った

「聞いてはなりません。承諾してはなりません」

それで彼はベネハダデの使者に言った

「王、わが主に告げなさい

『あなたが初めに要求されたことは皆いたしましょう

しかし今度の事はできません』」

使者は去って復命した

ベネハダデは彼に人をつかわして言った

「もしサマリヤのちりが、わたしに従うすべての民の手を満たすに足りるならば、神々がどんなにでも、わたしを罰してくださるように」

イスラエルの王は答えた

「『武具を帯びる者は、それを脱ぐ者のように誇ってはならない』と告げなさい」

ベネハダデは仮小屋で、王たちと酒を飲んでいたが、この事を聞いて、その家来たちに言った

「戦いの備えをせよ」

彼らは町にむかって戦いの備えをした

この時ひとりの預言者がイスラエルの王アハブのもとにきて言った

「主はこう仰せられる

『あなたはこの大軍を見たか

わたしはきょう、これをあなたの手にわたす

あなたは、わたしが主であることを、知るようになるであろう』」

アハブは言った

「だれにさせましょうか」

彼は言った

「主はこう仰せられる

『地方の代官の家来たちにさせよ』」

アハブは言った

「だれが戦いを始めましょうか」

彼は答えた

「あなたです」

そこでアハブは地方の代官の家来たちを調べたところ二百三十二人あった

次にすべての民、すなわちイスラエルのすべての人を調べたところ七千人あった

彼らは昼ごろ出ていったが、ベネハダデは仮小屋で、味方の三十二人の王たちと共に酒を飲んで酔っていた

地方の代官の家来たちが先に出ていった

ベネハダデは斥候をつかわしたが、彼らは

「サマリヤから人々が出てきた」

と報告したので、 彼は言った

「和解のために出てきたのであっても、生どりにせよ

また戦いのために出てきたのであっても、生どりにせよ」

地方の代官の家来たちと、それに従う軍勢が町から出ていって、 おのおのその相手を撃ち殺したので、スリヤびとは逃げた

イスラエルはこれを追ったが、スリヤの王ベネハダデは馬に乗り、騎兵を従えてのがれた

イスラエルの王は出ていって、馬と戦車をぶんどり、また大いにスリヤびとを撃ち殺した

時に、かの預言者がイスラエルの王のもとにきて言った

「行って、力を養い、なすべき事をよく考えなさい

来年の春にはスリヤの王が、あなたのところに攻め上ってくるからです」

スリヤの王の家来たちは王に言った

「彼らの神々は山の神ですから彼らがわれわれよりも強かったのです

もしわれわれが平地で戦うならば、必ず彼らよりも強いでしょう

それでこうしなさい

王たちをおのおのその地位から退かせ、総督を置いてそれに代らせなさい

またあなたが失った軍勢に等しい軍勢を集め、馬は馬、戦車は戦車をもって補いなさい

こうしてわれわれが平地で戦うならば必ず彼らよりも強いでしょう」

彼はその言葉を聞きいれて、そのようにした

春になって、ベネハダデはスリヤびとを集めて、イスラエルと戦うために、アペクに上ってきた

イスラエルの人々は召集され、糧食を受けて彼らを迎え撃つために出かけた

イスラエルの人々はやぎの二つの小さい群れのように彼らの前に陣取ったが、スリヤびとはその地に満ちていた

その時神の人がきて、イスラエルの王に言った

「主はこう仰せられる

『スリヤびとが、主は山の神であって、谷の神ではないと言っているから、わたしはこのすべての大軍をあなたの手にわたす

あなたは、わたしが主であることを知るようになるであろう』」

彼らは七日の間、互にむかいあって陣取り、七日目になって戦いを交えたが、イスラエルの人々は一日にスリヤびとの歩兵十万人を殺した

そのほかの者はアペクの町に逃げこんだが、城壁がくずれて、その残った二万七千人の上に倒れた

ベネハダデは逃げて町に入り、奥の間にはいった

家来たちは彼に言った

「イスラエルの家の王たちはあわれみ深い王であると聞いています

それでわれわれの腰に荒布をつけ、くびになわをかけて、イスラエルの王の所へ行かせてください

たぶん彼はあなたの命を助けるでしょう」

そこで彼らは荒布を腰にまき、なわをくびにかけてイスラエルの王の所へ行って言った

「あなたのしもべベネハダデが

『どうぞ、わたしの命を助けてください』と申しています」

アハブは言った

「彼はまだ生きているのですか

彼はわたしの兄弟です」

その人々はこれを吉兆としてすみやかに彼の言葉をうけ

「そうです。ベネハダデはあなたの兄弟です」

と言ったので、彼は言った

「行って彼をつれてきなさい」

それでベネハダデは彼の所に出てきたので、彼はこれを自分の車に乗せた

ベネハダデは彼に言った

「わたしの父が、あなたの父上から取った町々は返します

またわたしの父がサマリヤに造ったように、あなたはダマスコに、あなたのために市場を設けなさい」

アハブは言った

「わたしはこの契約をもってあなたを帰らせましょう」

こうしてアハブは彼と契約を結び、彼を帰らせた

さて預言者のともがらのひとりが主の言葉に従ってその仲間に言った

「どうぞ、わたしを撃ってください」

しかしその人は撃つことを拒んだので、 彼はその人に言った

「あなたは主の言葉に聞き従わないゆえ、わたしを離れて行くとすぐ、ししがあなたを殺すでしょう」

その人が彼のそばを離れて行くとすぐ、ししが彼に会って彼を殺した

彼はまたほかの人に会って言った

「どうぞ、わたしを撃ってください」

するとその人は彼を撃ち、撃って傷つけた

こうしてその預言者は行って、道のかたわらで王を待ち、目にほうたいを当てて姿を変えていた

王が通り過ぎる時、王に呼ばわって言った

「しもべはいくさの中に出て行きましたが、ある軍人が、ひとりの人をわたしの所につれてきて言いました

『この人を守っていなさい

もし彼がいなくなれば、あなたの命を彼の命に代えるか、または銀一タラントを払わなければならない』

ところが、しもべはあちらこちらと忙しくしていたので、ついに彼はいなくなりました」

イスラエルの王は彼に言った

「あなたはそのとおりにさばかれなければならない

あなたが自分でそれを定めたのです」

そこで彼が急いで目のほうたいを取り除いたので、イスラエルの王はそれが預言者のひとりであることを知った

彼は王に言った

「主はこう仰せられる

『わたしが滅ぼそうと定めた人を、あなたは自分の手から放して行かせたので

あなたの命は彼の命に代り、あなたの民は彼の民に代るであろう』と」

イスラエルの王は悲しみ、かつ怒って自分の家におもむき、サマリヤに帰った

列王記上20章



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列王上19 わたしはイスラエルのうちに七千人を残す 皆バアルにひざをかがめない者である

2016-01-31 19:05:13 | 旧約聖書11列王紀上
列王紀上19章

アハブはエリヤのしたすべての事、また彼がすべての預言者を刀で殺したことを

イゼベルに告げたので、 イゼベルは使者をエリヤにつかわして言った

「もしわたしが、あすの今ごろ、あなたの命をあの人々のひとりの命のようにしていないならば

神々がどんなにでも、わたしを罰してくださるように」

そこでエリヤは恐れて、自分の命を救うために立って逃げ、ユダに属するベエルシバへ行って、しもべをそこに残し

自分は一日の道のりほど荒野にはいって行って、れだまの木の下に座し、自分の死を求めて言った

「主よ、もはや、じゅうぶんです

今わたしの命を取ってください

わたしは先祖にまさる者ではありません」

彼はれだまの木の下に伏して眠ったが、天の使が彼にさわり

「起きて食べなさい」

と言ったので、 起きて見ると、頭のそばに、焼け石の上で焼いたパン一個と、一びんの水があった

彼は食べ、かつ飲んでまた寝た

主の使は再びきて、彼にさわって言った

「起きて食べなさい

道が遠くて耐えられないでしょうから」

彼は起きて食べ、かつ飲み、その食物で力づいて四十日四十夜行って、神の山ホレブに着いた

その所で彼はほら穴にはいって、そこに宿ったが、主の言葉が彼に臨んで、彼に言われた

「エリヤよ、あなたはここで何をしているのか」

彼は言った

「わたしは万軍の神、主のために非常に熱心でありました

イスラエルの人々はあなたの契約を捨て、あなたの祭壇をこわし、刀をもってあなたの預言者たちを殺したのです

ただわたしだけ残りましたが、彼らはわたしの命を取ろうとしています」

主は言われた

「出て、山の上で主の前に、立ちなさい」

その時主は通り過ぎられ、主の前に大きな強い風が吹き、山を裂き、岩を砕いた

しかし主は風の中におられなかった

風の後に地震があったが、地震の中にも主はおられなかった

地震の後に火があったが、火の中にも主はおられなかった

火の後に静かな細い声が聞えた

エリヤはそれを聞いて顔を外套に包み、出てほら穴の口に立つと、彼に語る声が聞えた

「エリヤよ、あなたはここで何をしているのか」

彼は言った

「わたしは万軍の神、主のために非常に熱心でありました

イスラエルの人々はあなたの契約を捨て、あなたの祭壇をこわし、刀であなたの預言者たちを殺したからです

ただわたしだけ残りましたが、彼らはわたしの命を取ろうとしています」

主は彼に言われた

「あなたの道を帰って行って、ダマスコの荒野におもむき、ダマスコに着いて、ハザエルに油を注ぎ、スリヤの王としなさい

またニムシの子エヒウに油を注いでイスラエルの王としなさい

またアベルメホラのシャパテの子エリシャに油を注いで、あなたに代って預言者としなさい

ハザエルのつるぎをのがれる者をエヒウが殺し、エヒウのつるぎをのがれる者をエリシャが殺すであろう

また、わたしはイスラエルのうちに七千人を残すであろう

皆バアルにひざをかがめず、それに口づけしない者である」

さてエリヤはそこを去って行って、シャパテの子エリシャに会った

彼は十二くびきの牛を前に行かせ、自分は十二番目のくびきと共にいて耕していた

エリヤは彼のかたわらを通り過ぎて外套を彼の上にかけた

エリシャは牛を捨て、エリヤのあとに走ってきて言った

「わたしの父母に口づけさせてください。そして後あなたに従いましょう」

エリヤは彼に言った

「行ってきなさい。わたしはあなたに何をしましたか」

エリシャは彼を離れて帰り、ひとくびきの牛を取って殺し、牛のくびきを燃やしてその肉を煮、それを民に与えて食べさせ、立って行ってエリヤに従い、彼に仕えた

列王記上19章



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列王上18 バアルの預言者450人アシラの預言者四百人をカルメル山に集めた

2016-01-31 18:51:13 | 旧約聖書11列王紀上
列王紀上18章

多くの日を経て、三年目に主の言葉がエリヤに臨んだ

「行って、あなたの身をアハブに示しなさい。わたしは雨を地に降らせる」

エリヤはその身をアハブに示そうとして行った

その時、サマリヤにききんが激しかった

アハブは家づかさオバデヤを召した

(オバデヤは深く主を恐れる人で、 イゼベルが主の預言者を断ち滅ぼした時、オバデヤは百人の預言者を救い出して五十人ずつほら穴に隠し、パンと水をもって彼らを養った)

アハブはオバデヤに言った

「国中のすべての水の源と、すべての川に行ってみるがよい

馬と騾馬を生かしておくための草があるかもしれない

そうすれば、われわれは家畜をいくぶんでも失わずにすむであろう」

彼らは行き巡る地をふたりで分け、アハブはひとりでこの道を行き、オバデヤはひとりで他の道を行った

オバデヤが道を進んでいた時、エリヤが彼に会った

彼はエリヤを認めて伏して言った

「わが主エリヤよ、あなたはここにおられるのですか」

エリヤは彼に言った

「そうです。行って、あなたの主人に、エリヤはここにいると告げなさい」

彼は言った

「わたしにどんな罪があって、あなたはしもべをアハブの手にわたして殺そうとされるのですか

あなたの神、主は生きておられます

わたしの主人があなたを尋ねるために、人をつかわさない民はなく、国もありません

そしてエリヤはいないと言う時は、その国、その民に、あなたが見つからないという誓いをさせるのです

あなたは今

『行って、エリヤはここにいると主人に告げよ』

と言われます

しかしわたしがあなたを離れて行くと、主の霊はあなたを、わたしの知らない所へ連れて行くでしょう

わたしが行ってアハブに告げ、彼があなたを見つけることができなければ、彼はわたしを殺すでしょう

しかし、しもべは幼い時から主を恐れている者です

イゼベルが主の預言者を殺した時に、わたしがした事、すなわち

わたしが主の預言者のうち百人を五十人ずつほら穴に隠して、パンと水をもって養った事を、わが主は聞かれませんでしたか

ところが今あなたは

『行って、エリヤはここにいると主人に告げよ』

と言われます

そのようなことをすれば彼はわたしを殺すでしょう」

エリヤは言った

「わたしの仕える万軍の主は生きておられる

わたしは必ず、きょう、わたしの身を彼に示すであろう」

オバデヤは行ってアハブに会い、彼に告げたので、アハブはエリヤに会おうとして行った

アハブはエリヤを見たとき、彼に言った

「イスラエルを悩ます者よ、あなたはここにいるのですか」

彼は答えた

「わたしがイスラエルを悩ますのではありません

あなたと、あなたの父の家が悩ましたのです

あなたがたが主の命令を捨て、バアルに従ったためです

それで今、人をつかわしてイスラエルのすべての人およびバアルの預言者四百五十人

ならびにアシラの預言者四百人、イゼベルの食卓で食事する者たちをカルメル山に集めて

わたしの所にこさせなさい」

そこでアハブはイスラエルのすべての人に人をつかわして、預言者たちをカルメル山に集めた

そのときエリヤはすべての民に近づいて言った

「あなたがたはいつまで二つのものの間に迷っているのですか

主が神ならばそれに従いなさい

しかしバアルが神ならば、それに従いなさい」

民はひと言も彼に答えなかった

エリヤは民に言った

「わたしはただひとり残った主の預言者です

しかしバアルの預言者は四百五十人あります

われわれに二頭の牛をください

そして一頭の牛を彼らに選ばせ、それを切り裂いて、たきぎの上に載せ、それに火をつけずにおかせなさい

わたしも一頭の牛を整え、それをたきぎの上に載せて火をつけずにおきましょう

こうしてあなたがたはあなたがたの神の名を呼びなさい

わたしは主の名を呼びましょう

そして火をもって答える神を神としましょう」

民は皆答えて

「それがよかろう」

と言った

そこでエリヤはバアルの預言者たちに言った

「あなたがたは大ぜいだから初めに一頭の牛を選んで、それを整え、あなたがたの神の名を呼びなさい

ただし火をつけてはなりません」

彼らは与えられた牛を取って整え、朝から昼までバアルの名を呼んで

「バアルよ、答えてください」

と言った

しかしなんの声もなく、また答える者もなかったので、彼らは自分たちの造った祭壇のまわりに踊った

昼になってエリヤは彼らをあざけって言った

「彼は神だから、大声をあげて呼びなさい

彼は考えにふけっているのか、よそへ行ったのか、旅に出たのか、または眠っていて起されなければならないのか」

そこで彼らは大声に呼ばわり、彼らのならわしに従って、刀とやりで身を傷つけ、血をその身に流すに至った

こうして昼が過ぎても彼らはなお叫び続けて、夕の供え物をささげる時にまで及んだ

しかしなんの声もなく、答える者もなく、また顧みる者もなかった

その時エリヤはすべての民にむかって

「わたしに近寄りなさい」

と言ったので、民は皆彼に近寄った

彼はこわれている主の祭壇を繕った

そしてエリヤは昔、主の言葉がヤコブに臨んで

「イスラエルをあなたの名とせよ」

と言われたヤコブの子らの部族の数にしたがって十二の石を取り

その石で主の名によって祭壇を築き、祭壇の周囲に種二セヤをいれるほどの大きさの、みぞを作った

また、たきぎを並べ、牛を切り裂いてたきぎの上に載せて言った

「四つのかめに水を満たし、それを燔祭とたきぎの上に注げ」

また言った

「それを二度せよ」

二度それをすると、また言った

「三度それをせよ」

三度それをした

水は祭壇の周囲に流れた

またみぞにも水を満たした

夕の供え物をささげる時になって、預言者エリヤは近寄って言った

「アブラハム、イサク、ヤコブの神、主よ、イスラエルでは、あなたが神であること、わたしがあなたのしもべであって、あなたの言葉に従ってこのすべての事を行ったことを、今日知らせてください

主よ、わたしに答えてください、わたしに答えてください

主よ、この民にあなたが神であること、またあなたが彼らの心を翻されたのであることを知らせてください」

そのとき主の火が下って燔祭と、たきぎと、石と、ちりとを焼きつくし、またみぞの水をなめつくした

民は皆見て、ひれ伏して言った

「主が神である。主が神である」

エリヤは彼らに言った

「バアルの預言者を捕えよ

そのひとりも逃がしてはならない」

そこで彼らを捕えたので、エリヤは彼らをキション川に連れくだって、そこで彼らを殺した

エリヤはアハブに言った

「大雨の音がするから、上って行って、食い飲みしなさい」

アハブは食い飲みするために上っていった

しかしエリヤはカルメルの頂に登り、地に伏して顔をひざの間に入れていたが、 彼はしもべに言った

「上っていって海の方を見なさい」

彼は上っていって、見て

「何もありません」

と言ったので、エリヤは

「もう一度行きなさい」

と言って七度に及んだ。 七度目にしもべは言った

「海から人の手ほどの小さな雲が起っています」

エリヤは言った

「上っていって、『雨にとどめられないように車を整えて下れ』とアハブに言いなさい」

すると間もなく、雲と風が起り、空が黒くなって大雨が降ってきた

アハブは車に乗ってエズレルへ行った

また主の手がエリヤに臨んだので、彼は腰をからげ、エズレルの入口までアハブの前に走っていった

列王記上18章



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