ready go! 

一日も早い回復をお祈りいたします

幽霊たち

2011-07-14 22:19:48 | Weblog

 

「都会における存在のあいまいさを描いた作品」

とどこかに書いてありました。

ざっくり言うとそうなのかな。

現実と空想の境い目がはっきりしない不思議なお話。

パンフを見ながらじゃなく舞台の記憶のままに書いてるから

違ってるところもあると思いますが あらすじはこんな感じ。

NYの私立探偵が1人の男をずっと観察しレポートすることを依頼される。

ただその男の周りには何も事件も起こらないし、

その男を観察、時には尾行する以外には あまりにも何もすることがないので

だんだん私立探偵も不安になって依頼主に問い合わせようとしたけれど

そのまま続けよと言うばかり。

依頼主を張りこむとデスマスクを被った異様な姿になっていて逃げられてしまう。

終わりの見えない仕事に不安が募る私立探偵は

そのままにして来た恋人のことも気になるし元の生活に戻るわけにもいかず

焦ったあげくに変装をして近づいたり、セールスマンを装い部屋に入ってみたり。

意外にあっさり男(ブラックと呼ばれている。ちなみに探偵はブルー)と接触できるが

実は見張られていることを気づいているのではないか、

それどころかホントに見張られているには自分の方なのではないかと

と疑心暗鬼になった探偵ブルーはとうとう男(ブラック)のもとへ

自分の身分を明かし乗り込んでいく。

実はブラックという人間に好感を持ちはじめてもいたので

立場を明かし全部話してしまおうとまで思っていた探偵ブルーだったが

部屋に行くとブラックはブルーに拳銃を向けて待っていた。

 

というお話なんだけど、ここからがまた分からなくて。

辻褄があってないと気が済まない性分で説明があればあるだけ嬉しい

という人間なので 言葉の裏側を読むのがとても苦手です。

このお話を本当に理解するのは難しいと思うので

今日実際に観劇して思ったことだけ。

 

良かったなと思ったことは

時々その場で台詞のない役者・登場人物が黒子を兼ねていて

無表情に歩きながら椅子や机を運び出したり、持ってきたりしていたのですが

その動きがとても滑らかでスタイリッシュでかっこいい。

目線を下げずに頭を動かさずに動く姿がお能のようでもあり社交ダンスのようでもあり。

主役のブルー以外は 最初に出てきた依頼主がホワイトだったので白だったのと

記憶の中にいる元の上司ブラウンと彼女がオレンジだったのを除くと

皆がブラックのスーツにブラックの帽子。

照明も暗めなので動いていると誰が誰やら分からなかった。

シルエットでしか判断出来なくて その場では黒子の役目に徹してたということか。

それも狙ってのことだったと思うのだけど。

台詞はほとんどがブルーを中心に回っていて

そのほかの人は キャラクターを出す時以外の見せ場はお能のような動き。

お能と言っても動きはとても速く

例えば帽子を次から次に被って奪って被って・・と

無駄の無い踊りのような動きで綺麗でした。

演技の上手さなのか身体能力の高さなのか

板の上の人(舞台人)独特の達者ぶりに見惚れました。

動きながら背景にもなり、画面に映る都会の映像の絵にも溶け込んで

見るのも忙しい。凄くかっこいい「絵」のようでもあるから見逃したくない気持ちもあって

誰か目当てで行ったのなら 目で追うのはかなり忙しかっただろうと思います。

 

出演者の印象は

佐々木さんはとにかく達者。何やらせても上手い。上手過ぎる。

ずっと喋ってるんですが絶対噛みません。

頭の回転も超速そう。

やっぱハンチョウは凄いなーと感心するばかり。

奥田さんは雰囲気からして役者。

座ってる姿だけでもすでに演技。

奥田さんがブラックだと黙っていても凄みも重みもあるから、

ボリュームが出ますよね。

市川さんは 以前も他の女優さん見て思ったことだけど

メディアに出てる綺麗な女優さんの可愛さっていうのはちょっと違う。

ホントに可愛いし綺麗なの。

ここがプロフィールの写真だけじゃ分からないことなんですよね。

こう言っちゃ何だけどメディアに常に出てる人とそうじゃない人との違い。

遠くから見た時でも顔がよく見える。濃いというわけじゃなく顔がよく分かる。

それが女優。「華」があるだけじゃなく「見える」ひと。

そこが違うんだろうな。

あとは 気になってた細見さん。

この人の声は凄いです。声優さんもやってらっしゃるそう。

そうだろうなーって思いました。

響き方が独特だったんです。

どこから声出てるの?高音なの?低音なの?って分からなくなります。

よく見ると二枚目さんだし台詞も演技も達者な方だけど印象強いのは声ですね。

この人だけは(だけはということは無いけど)また是非舞台を観に行きたい。

それと初めてみたけど若手のイケメンがいるーと思った斉藤さん。

二世俳優さんでした。お父様に似てるかな、声は少し似てました。

またすぐ声、声・・って(笑)。声フェチですか。

ただやっぱ声って言ったら細見さんだよねー。

 

感想書いてるつもりだったけど、なんか分からなくなったのでこのへんで。

この舞台は私が観たのはマチネだったけどソワレも見たくなりました。

チケも無いし時間も無かったので残念でしたが諦めました。

「また見たかったな」と思う舞台。

そう思うということは良い舞台だったから。

見て楽しかったから、なんですよね。

見て良かったです。

本も分からなかったけど、読後感は悪くなくて。

この作者の別の本、分からないかもしれないけど読んでみようかなと思います。

 

 

 

 


原作本

2011-07-14 09:29:37 | Weblog

 

幽霊たちの原作本(もちろん日本語だけど)昨日読んだ。

今日の観劇に間に合いました。

でも、読んだけど分からない・・。なんだこの難しいの。

お話は分かりにくいことも無いのだけど

「いや、絶対私分かってない。」って断言できそうな内容。

まあ、いいか。舞台で見るといいのかも。

とりあえずキャストさん 全員好きな方ばかりなので「幽霊たち」楽しみです。

 

このところ また凄い暑いですね。

食欲がまったく無いです。

昼とか食べないのが普通になっちゃた。良くないなー。

バテないようにしないと。


あさっての公演

2011-07-12 10:25:57 | Weblog

 

明後日「幽霊たち」の福岡公演を観に行く予定。

ハンチョウもいらっしゃるのよー。

初・佐々木さんです。楽しみ~。

やっぱり原作読んでおこうかと本屋さんを巡ったのに

「今 あいにく売り切れておりまして」って言われました。

取り寄せ2週間だって。間に合わないじゃないですか。

うー何か情報を。。と思って役者さんのブログ巡りしてたら

細見(大輔)さんが「福岡行ったら「ちかえのランチに行きたい」と言われていて

ちかえ(ホントは漢字ですが)のランチ 私も行かなきゃ!と思ってしまいました。

今日、明日くらい、でも自分お昼あんまり時間ないから無理かな。(どうでもいいことすいません)

そんなにランチに食いつくなんて、珍しいけど。

ファンなのかしら?、いやそこまではないけど。細見さんもかっこいいですからね。

(あ、そうですよね、いかんなー気が多くてすいません)

 

似非紳士の感想の続きとゲイナーの感想もまだなのに 次の観劇が。

見る前に何とかしたいです。

 


きたきたゆかた

2011-07-11 09:48:21 | Weblog

 

今月号のゲイナー。

最初のほう、これでもかというくらい女の子しか出てません。

夏ですからね、疲れてるからね、見たい順番にそってということ?

見て和むとか元気になるとか、順番でいくとそうかも。

私も多部ちゃんが髪短くて可愛かったのでまあいいかなぁ。

 

さて。拓さんですが、先月はとてもお忙しかったと思うのですが

今月号いっぱい出てらっしゃいます。

特筆すべきは先ず浴衣特集でしょう☆

いいですね。男の人の浴衣はいいね!

きっちり着てもユルく着てもどっちもいいですねー。

しかもモデルが拓さんです☆ 美しい。

「拓さんの!着付けと帯の結び方」が載ってます。

うっかり覚えてしまいそうですよ。覚えましょう♪

あーもう一生夏でも構いません・・とか思う笑。

 

それで昨日の続き、日が違いますが続けて書きます。

浴衣のページはP75~P82ですが

浴衣デートの心得というのが P81と82に載ってて

それがやたら細かいご配慮で。

実際やっていただいたら嬉しいけど

手回し良すぎるのも逆に心配になるかも?と心配(笑)。

「はぐれないように手をつなぐ。

 着崩れてしまうので肩や腰には手を回さない。」

「髪のセットから着付けまで手間や時間がかかってることを

 心得て褒めるべし!」

・・そうです。なるほど。

あと浴衣もですけど小物も素敵ですね、渋くて。

今年も猛暑なので浴衣だとちょっと暑いかもしれませんが

少し涼しい日や花火の時にいいですね。


8日だった

2011-07-10 10:35:23 | Weblog

 

毎月10日発売と思ってたら

今月はゲイナー8日に発売されてたみたい。

舞台稽古で忙しそうだから出てないかなと思ったら出てるみたい。

それもHPの動くトップ画像(動くんです)で見ると拓さんのページ

雰囲気も表情も超良いんです。

急いで買いにいこうと思います。


昨日

2011-07-08 02:18:33 | Weblog

 

昨日の夕方 車を運転してたらカミナリの音がして。

あれ、でも光らなかったなーなんて思ってたら

家に帰ってニュースで知ったんだけど

ガラガラいってたのは 雷の音じゃなくて

巨大観覧車の取り壊しのクレーン車が倒れた音だったそう。。

クレーン車 一般の駐車場に倒れてどなたかの車に直撃したらしい。

恐ろしい。

車には誰も乗ってなかったらしいけど車両は・・。

高さ120メートルとか言ってたけど、倒れてくるなんて恐ろし過ぎる。

 

アウトレットだしセールもやってるかなと思って

昨日もちょっと行こうかなと思っていたけど

時間が無くなって行くの止めたのです。

止めてて良かったよー。

あんなの倒れてきて直撃したら間違いなくアウト。

たしかに風は強かったけど、自然の風くらいで台風ならともかく

左右されちゃいけないでしょう。

見た目も観覧車の周りの座席とか外枠が無い状態で

真ん中の芯(・・でいいのか?)だけになってた姿は不安定で

「危なっかしい・・」となんとなく不安に感じてたんですよ。

クレーン車を運転してた人も怪我されたんだって。

亡くなった方がいなくて良かった。

 

それが夕方のニュースのトップで

あと九州電力の○らせ話と

1日前は元対策大臣の「地元をネタにしないでくれ」

と思ったニュースもあったし

このところ地元 ろくな話がない。

野球は頑張ってて嬉しいけど。それが救いだけど。

心が痛い。

 

超忙しかった6月が終わったから

そろそろゆっくりしようと思ってたけど、なかなか。

いつものペースに早く戻したいです。


似非紳士 感想7

2011-07-04 12:40:09 | Weblog

 

今日、最終日ですね。

1日2回公演 前楽、千秋楽共に良い舞台になりますように。

 

そしてキャストさんの感想がまだ終わってないー、焦る。なんとか今日中に。

 

・朝比奈美麗役の三浦洋美さん

雅輝のフィアンセ役のとても綺麗な方でした。

ウエディング姿の美しいこと。

結婚式のシーンは もう「絵」として成り立ちます。美男美女でした。

声も可愛くて歌も聴いてみたかったです。

 

・朝比菜権三役の左明健さん

美麗の父役。蜷川スタジオ、つかこうへい事務所を経て香港でご活躍なのだそうです。

独特の存在感と求心力がありました。

ご出演の作品も任侠ものになるのでしょうか(よく知らなくてすみません)

私は見た事ないですがなんか凄そうです。

でもこの舞台の中では優しいお父様でした。

 

・律子役の小林寧子さん

奈美の元フィアンセ・豊と今つきあってる女の人役。

たぶん、普段とは全く違うタイプの女性を

(・・だって結構はじけてますよね)演じてらっしゃるのだと思いました。

「オカリナ~♪ 私も持ってる♪」 

可愛いからってうっかり付き合っちゃったのかなー、楽しいんだろうなー

と思う役作り 素敵でした!

 

・坂元たまえ役のあやちクローデルさん。

雅輝(川久保くん)のお母さん役なのだけど 実際はあんまり年齢変わらないそう。

うーん、流石の演技力でした。

年齢ももちろん国籍も不明(かもしれないような)素敵なお母さま。

歌も上手いし、存在感が素晴らしい。

そして履いていらしたサテン生地で出来てるようなバレエシューズが可愛くて

気になってしょうがなかったです。

 

・ダンサーさん

すみません、ちょっと目が悪いので動いてらっしゃる状態だと

どなたがどなたか分からなくて。

でも 踊ってるところを観てたら 誰かに視線を送ると必ず気づいてくれる(気がして)

「あ、私を今見てるわねっ!」と視線を返してもらって何度か照れました。

でも照れるというか、視線にとても敏感なところ プロなんだなーと思いました。

 

・ピアニストの小島亜紀子さん

この作品の中の曲。ダンサーさんが踊る曲以外は全て小島さんが作られたそうです。

どの曲も優しい雰囲気の綺麗な歌。なんてクオリティ高いんだろうと思いました。

舞台中ピアノで演奏されていて、2時間ずっと。

チラシの中にヤマハのハイブリッドピアノのものがあったのだけど

そのピアノだったのかな。自分のところからは陰になって見えなかったのだけど。

小島さん髪をアップにされてエレガントで 見た目もとっても美しい方でした。

 

とりあえず キャストさんの感想、なんとか書けて良かったです。

舞台の細かな感想は 思い出したら少しずつ書きたいと思ってます。


似非紳士 感想6

2011-07-03 23:35:43 | Weblog

 

キャストさんの感想 続きです。

・坂元春奈役の ゆゆ美さん。

川久保くん演じる雅輝の(ホントの)妹 雅輝とは仲が悪く家を出ている。

プライドや母に認めてもらうために嘘を重ねる雅輝のことが信じられない妹という設定。

歌もソロがあって私が見た回は少し調子が悪そうだったのだけど

最後の方で坂元家の3人、雅輝・春奈・たまえで歌うところは

はもりがとっても美しく、衣装もさりげなく色とかがリンクしていて良かった。

うすいピンクかラベンダーか忘れたけど見た目も綺麗。素敵でした。

 

・朝比奈陽子役の 高橋明日香さん

雅輝のフィアンセ・美麗の母で いつもお着物で上品な感じ。

この方は事前に何故かブログとかも拝見していて。

お腹が大きいということなので「舞台は動きが激しいので大変じゃないかな」と

心配になってアンケートに「お体お大事になさってくださいね」と書こうかなと思ったりしたくらい。

実際には知らない人からそんなこと書かれたら気持ち悪いかもしれないと思って書かなかったんだけど。 

そして舞台後 受付でちょっと分からないことがあって聞こうとしたら

その場に高橋さん!キャストさん自ら接客?までされるなんて、ありがたいことです。

そこでも「お大事に。」と言おうとしてやっぱり言えなかったのが今でも心残り。

どうかご無理なさいませんように。お大事になさってくださいね、高橋さん。

 

・斉藤役の堀井聡さん

便利屋のマイコさんに一目ぼれして気弱にでもしつこく告白し続けるオタクの男のひと。

普段着は絵に書いたようなオタクくんで「たしかにこれは~ひくかも」だったけど

結婚式場でのお仕事着の時はなかなかダンディでしたよ。(ダンディ・・死語かな?笑)

だけど「好きです」と言い続けるところ あんまり嫌な感じはしなくて

健気で可愛く思えたのは演じる人の人柄でしょうか。

必死な様子に誠実さを感じました。

 

・小澤役の所広之さん。

雅輝の同僚で営業成績の良い雅輝に嫉妬している。

なので事実を隠して令嬢と結婚しようとする雅輝の邪魔をしようとする役。

「嫉妬されるほど仕事が出来るんだったら雅輝くん別に嘘つくこと無いじゃない。」

と思ってしまったのですが。

更に上に行きたかったわけですね、ウソついてまで。

ここで雅輝って仕事出来るだー意外ー。とか思っちゃいけないんだけど。

そこまで恨まれるっていったい何をしたんだ、雅輝・・。とも思う。

もうこうなったらダークサイドで突き抜けてくれても逆に良いかもと思ったほど。

小澤さんの登場はお話の向きを変えるほど結構破壊力ありました。

演じた所さん。誰かに似てる気がする、ガレッジセールのゴリさんかしら。

マッチョで身体能力高そうでした。ダンス上手いです。

 

・豊役の安部一希さん

奈美の元婚約者。2人で貯めた結婚資金を持ち逃げして

今は(もっとお金持ってそうな年上の)他の女性と仲良くしているところを

奈美と雅輝に見つかり雅輝に殴られてしまう・・役。

何にも考えて~ないの、僕。という感じの男の子役なので

やることがちょっとずれてて何か可愛いっていうか可笑しい。

オカリナが可笑しい。

 

 


似非紳士 感想5

2011-07-03 22:54:58 | Weblog

 

観劇後 川久保くんにご挨拶したとき

「僕はこのハコ(劇場)が前から大好きでここで出来るというのがホント嬉しいんです」

と言われてました。

そういうことをお聞き出来るのもファンとして本当に嬉しい。

夢が叶って良かったですねという気持ちも(単純に)あるのだけど

言葉として聞けると更に嬉しいというのでしょうか。 

ずっと良いイメージのまま記憶に残るというか

こちらの劇場が特別な場所として封印されたような(おおげさだけど笑)気がします。

観る側にしても有名なところや綺麗な劇場だと

「あー、あそこの劇場なら行こうかな」と思うことも実はあります。

どちらでやるかというのも 観劇の楽しみの1つでもありますから。

赤坂レッドシアター。

地方在住であまり劇場のことは詳しくない私でも 

こちらの劇場のお名前は何度か耳にしてました。

私も今回 この劇場だと聞いて嬉しかったです。

赤と黒でスタイリッシュなかっこいい空間。

地下にあるのに閉塞感が無くなんとなく空気も綺麗そう(←そんな気がします)。

その素敵な劇場での舞台、明日千秋楽ですね。

平日だけどお席もたくさん埋まるといいですね。


インタビュー

2011-07-03 11:24:06 | Weblog

 

今ごろ気づきましたが インタビューありました。

http://www.starz.cc/blueju/

お稽古中のインタビューだから公演が始まった今だと

また少し違うところあるかもしれませんね。

しっかし。こんなにお話されてるなら教えて頂きたいです~。

見逃すところでした、もったいないと思うので。よろしくお願いいたします。