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一日も早い回復をお祈りいたします

本の中に

2009-04-20 20:15:37 | Weblog
暑かったり寒かったり変な天気です。
ただでさえ4月は 新しい環境に慣れなくて
疲れやすいので 体がついていかない。

コンビニで 今年初のユンケルを飲みました。
それも 店を出てすぐ飲んだし(笑)。
おじさんです・・★
でも ちょっといい感じ。
いいですね、ユンケル☆☆

ちょっと前に白洲次郎さんと正子さんの展覧会に
行ったのですが、
帰りに いろいろグッズとか関連本とか売ってるところで
白洲正子さんが書かれた本を買いました。

少しづつ読んでいたら 懐かしい言葉が出てきました。
谷崎潤一郎の「少将滋幹の母」。
正子さま(例の★)不浄観のあたりの記述に
印象を強く持ったと書かれてました。

あれ 初めて読んだ時「いったい これは何?」って
思いました。
あまりにシュール過ぎる内容で
「文豪・・★ いきなり何書いてるんですか。」
というのが 私の最初の感想でした(汗)。
放置されてる死体をずっと見て
どんな優れた(美しい)人間でも 最後はこうなる・・
ということを悟って 煩悩を消し去るという
難しい教え だそうです。
なんか とんでもないでしょう★ 

でも さすが白洲正子さま。
「なんとなく 共感出来るところもある。」
・・と言われてました。
枯れていく過程、傷んでいく過程は
興味深い・・とか言われてました。
凄い・・。
やはり 付き抜けてる天才は 言うことが違う。
流石だなあと 凡人の自分は感心するばかり★でしたが。

でも 職業的に携わる人とか、例えば
科捜研(・・この字であってる?違う?)の人とかは
物質として 腐るところも匂うところも
研究対象として見られて「嫌」とか思わないんですよね?
そういうのも訓練なのかなー。
分からないけど 自分は無理だな・・。
(ごめんなさい 変な話になっちゃったですが)

ですが そういうこと思えるのも
年末のドラマがあったから。
あれ(母恋ひの記)が無ければ
川久保くんが出なければ
谷崎潤一郎も読まなかったし
不浄観のことも 知らなかったんですよね。
白洲正子さんの本を読んでも
たぶん 分からなくてスルーだったと思うんです。

そう思うと なんでも勉強?(笑)。
ドラマに出てくれて ひとつ物知りになりました。
拓さん ありがとうございます☆
和歌も読んだりしてたから 百人一首まで
読み直してみたし。
何にしろ(追っかけにしろ)本気でやってると
何か得るものがあるのね♪
・・というのが 今日の結論です(笑)。
(冗談だけど半分は本音。いや 言い訳かな~。)