時間が ちょっと空いた時
1人で 美術館、博物館に行くのは 楽しいのですが、
人が多いと疲れてしまうので
ちょっと人が退いた頃 行くことにしてるんです。
先週 「アルフォンス・ミュシャ展」に 行ってきました。
あんまり 詳しくないのですが、
ロートレックとともに人気のある アールヌーボーを代表する画家・・だそうです。
ロートレックは 有名だから知ってるけど、この方は 名前知らなかったんです。
絵は なんだか見た事ある気がしますけど。
すごい 罰あたり・・な事を言ってしまうけど、
私は 現実主義なので 展示物を見ている時も
「これ、もし自分が 何でも買える立場だったら これ買うかな・・?」
と思って 見てしまうことが あります。
もちろん 歴史的に価値があるもの、稀少価値のあるもの
値段に変えられない貴重なもの・・は すごいな~と思ってみますが、
(本音をいうと)
よく分からないな~と思うものも あります。
それが 今回見にいった ミュシャ展は
モダン・ポスターの父・・とよばれていて
今見ても すごく綺麗で 可愛らしく、愛らしい作品が 多かったんです。
技術的には もちろん優れている芸術品なのだけど、
ポスターだったり、カタログだったり、カレンダーだったりで
リトグラフという事もあって ちょっと身近な感じで
見ていて、嬉しくなりました☆
商業美術?・・に近いのかな~?
オーダーがあって それにあう作品を作った・・という所に
今の アーティストにも 近いものを感じたんですが。
その時代 色んな人(舞台の為に書いてもらった女優さんとか)が
この方に書いて欲しい・・といって 人気があったんだそうです。
だから、絵をよく見ると 細かいところに宣伝みたいなのが こっそり書いてあって
可愛いな~と思いました。
だから、帰る時 グッズを売ってある所も
しっかり時間をかけて 見てきました。
(よく ポスターとか 絵葉書とか置いてあるでしょう。)
いつもは あんまり立ち寄らないんですが、
これは なんか欲しいな~と思って、いくつか買って帰りました。
ほんとに リトグラフみたいなのも ○万円とかで売ってました。
本物だったんでしょうか?分かりませんけど、
そういう敷居が 高すぎない感じも 素敵☆だな・・と。
(だって 美術館に置いてあるような物なんて、
買えるなんて、普通思わないじゃないですか。)
分からないなりにも 見られるだけでも ありがたい・・ものも、
ありますし、遠くまで 足を運びたいな と思うものもありますが、
普段 生活してると 美術品って、縁がないから(身も蓋も無い・・言い方ですが)
アーティストが こっちに降りてきて くれたような作品って 素敵だな・・って。
(ほんとは すごい芸術家なのに)
懐深いな~、器が広いな~、人間が大きいな~?!なんて
見ていて 思いました。