★tomoe-母のクモ膜下出血闘病日記

元気だったお母ちゃんが2004年2月17日突然倒れた。クモ膜下出血。家族の事、インターネットでできた事。体験談など。

カニョーレ

2005年04月12日 | お母ちゃん★日々の様子
お母ちゃんの嚥下リハ(正確には言語訓練)が
キチンと専門の医師とSTさんに看てもらえるようになって
約1ヶ月がこようとしています。
ほぼ毎週金曜に片道40分かけて外来へ通っています。

まず、太くて長いカフ(バルーン型)カニョーレが
気管に入っているのを改善したい、というカウンセリングになり。。。
2週間ほど、バルーンの空気を抜いて過ごしてみました。
最初の1週間は昼間のみ。(私が東京にいた為、夜のお父ちゃんの負担が大きくなるから)
そして、私が広島にいる時に昼も夜もバルーンをぺしゃんこにして過ごしました。

ここで、問題なく(要は熱が出ないコト、吸引が増えるかどうか)
過ごせたことで、
先々週の金曜日に、新しいカニョーレへステップUPできました。
カフなし、短いカニョーレです。
交換当日の夜は、取り替えたコトの刺激からか?
夜1時間毎の吸引となり
発症半年までごろの苦しい時期を思い出したけど
お陰さまで、その翌日から不思議なくらい
吸引回数が激減しました。

その数、夜の吸引0~1回★

これが、私とお父ちゃん、そしてお母ちゃん本人にとって
どんなにありがたい回復か、ということは言うまでもありません。

お父ちゃんは起きるクセがついているらしく
寝息をたてているか心配で、夜中顔を見にいくぐらいだそう!?

こんなコトならもっと早く交換しておけば良かったねーと
お父ちゃん、祐子ちゃんとも思ったけども
すぐに
『でも、太いのが入ってたからそのお陰で肺炎はおろか自宅介護で熱も出なかったのかもよ。』
と思いなおし、結果オーライだったと思うことにして
これからも頑張ろう!と誓いあったのでした。。。

春になったし、回復力も高まるだろうし
次なる目標★ もう一つステップUPカニューレか、
思い切って抜管★を目指します。


★介護体験補足。。。
太いカニョーレ(スピーキングカニョーレ)が入ることでの
 メリット 肺への流れこみがへる>>>誤嚥性肺炎が防げる
      話ができる弁がついている
 デメリット 気管へ異物があることで、唾液が多くでる>>>吸引回数が増えてしんどい。

カニョーレの選択はとても重要なんだと思いました。
チェックポイントとして、咳払いができるかどうかが重要のようです。
専門医の指導が欲しい治療だと実感しました。
専門は
 耳鼻咽喉科  言語聴覚士(ST) リハビリ科 です。
稀に、歯科医でも看れる方がいます。
(脳神経外科は、専門外の分野のようです。。。)



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