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★tomoe-母のクモ膜下出血闘病日記

元気だったお母ちゃんが2004年2月17日突然倒れた。クモ膜下出血。家族の事、インターネットでできた事。体験談など。

2006年06月27日 | お母ちゃん★日々の様子
最近、久しぶりに右の肩が凝るので
妊娠の影響?と思ってたのだけどもしかして枕かも?
と思い、先日デーパートの枕コーナーに行ってきました。

私が初めて自分の枕を買ったのは
もう6~7年ぐらい前、仕事で東京出張した時に
新宿高島屋の枕ラボ?でへえー。こんなのがあるんだーと
自分の頚椎の高さを測ってもらい、マイ枕を買いました。
もちろんGOOD!で愛用品となりました★

その後、結婚してだんなさんが
肩こりで悩んでたのを見て『もしかしたら枕かもよ?』
と、池袋西武に入ってた枕工房へ一緒に行って購入。
その後、肩こりが解消★

で、今回は名古屋松坂屋ならあるでしょーっと
行ってみたらありました。枕工房。
そこで久しぶりに計測してもらうと
私の高さは18mm。(一番低い枕)
で、低反発タイプと羽枕タイプで迷った末、
フィット感が良かった羽を選択★

使用してまだ2日だけども
やっぱり枕でしたー

最新作にはカタチは変だけども
抜群の抱き心地のボディーピローとか
横向き対応枕とか、進化した枕がたくさんありました。

で、気づいたんですけど、今までデパートで買ったマイ枕って
ぜんぶ ロフティーというメーカーのものだったみたい。
http://www.loftyshop.com/cgi-bin/omc?port=33771&req=HOME

ちなみに、私はお母ちゃんの入院中に
病院で借りた家族用ふとん&枕があわなくて
接骨院でマッサージしてもらったぐらい首&肩が凝ったことがあって
実家用低めマイ枕を持参したら治ったことがあります。
しばらく、介護疲れのせいだと思いこんでたら、原因は枕!でした。

枕も週に1度は陰干ししてても、3年ぐらいで寿命がくるのだそう。
私の、愛用しすぎてもうダメになってたみたいです。。。
お値段は12000円~15000円ぐらいしますけど、
毎日の熟睡と健康を考えたら良いと思うので、オススメです★

PS ちなみにお母ちゃんはデパートに連れてけないので
  近所で買った低めの低反発枕を2つ、交互に干して使っています。
  寝てる時間がどうしても長いので、1つではしっとりしてしまうんです。。
  入院時も、枕は持参しました★



宅急便

2006年06月20日 | 家族の気持ち&行動
今日、東京のお母さんから荷物が届きました。
(私、以前、実母がお義母さんと書かれるのキライなんよ、ときいて
 だんなの母は、お母さん。自分の母はお母ちゃんと
 なんとなく使い分けてたりします)

早速開けてみると、お母さんセレクトのいいものがいっぱい。

お手製ママバッグ、食べる煮魚、カンタン佃煮のもと、メロン2個、
赤ちゃん用ガーゼ、あと入るだけ玉ねぎとじゃがいもがたくさん。

早速お礼の電話をして、
(実はお母さんの携帯は私とほぼ同じ機種をだんながプレゼント)
ありがとうを伝えましたー。本当に嬉しかった。
なんかねぇ、広島のお母ちゃんが元気な時、
毎週のようにお父ちゃんの野菜を送ってくれてたのを思い出して嬉しかった。
やっぱ、お母さんっていいねぇ。

その後、広島のお母ちゃんからテレビ電話が。
元気そう。ほんま嬉しいな。

私ももうすぐお母ちゃんになるのね。
大丈夫か?頑張ります。

退院できました★

2006年06月17日 | 家族の気持ち&行動
お久しぶりです。
お陰さまで、お母ちゃん、肺炎の危機を乗り越え、
今週無事に退院することができました!

実は、うちのお父ちゃんは毎年人間ドックへ行くのですが
例によって、また大腸ポリープの疑いで引っ掛かってしまいました。。。
それが判明したのが5月。。。
ずいぶん先延ばしにしてきたのだけど、どうしても
キャンセルのキャンセルが効かなくて
私も不在で、母も入院中の中
またもや(2年前と同じパターン)でポリープ除去手術で入院と
なってしまっていました。
手術といっても、内視鏡で確認した後、パツンと切って
車イスに乗り、その後は出血しないよう2日ほど
点滴を受けながら安静にしているのだけども。。。

しかし、お父ちゃんは
またもやお母ちゃんに会いたくなって
ちょっとだけ抜け出したらしく。。。
『あなたホンマに脱走犯ね!油断ならんわー。』
と看護士さんに怒られたそうな。。(苦笑)

今回は、お兄ちゃんがお母ちゃんに泊り込みで付き添い、
お姉ちゃんにお父ちゃんの方のフォローをしてもらいました。
さすがに、妊婦の私は動けず。。。でも
祐子ちゃんもいてくれたしで、何とか乗り越えられました。

私は今はテレビ電話でしか
お母ちゃんとお父ちゃんを応援できないけども
ふたりの後ろに写る、家の様子を見て
ほんまに良かったなぁと しみじみ感じる今日この頃です。

『やっぱり家がイチバンですね。』




ありがとう。

2006年06月06日 | 介護を楽にするアイテムたち
お母ちゃんは、お陰さまで容態が落ち着いたようです。
密かに祈ってくれてたブログ訪問者の皆さん
本当にありがとうございました。

まだまだ油断はできない状態ですが、妊婦が病院へ毎日通うのを
お父ちゃんとだんなさんに反対されて、後ろ髪をひかれる思いでしたが
名古屋へ帰ってきました。

私にできること。
 毎日電話でお母ちゃんに元気を思い出してもらうこと。
 お父ちゃんの話し相手になり元気付けるコト。
 祈ること。(写経すること)
 栄養ドリンクを贈るコト。
 赤ちゃんを無事に育てるコト。
 いつでも動けるように用事を済ませておくコト。

お母ちゃんのコトは、プロである(看護士)の祐子ちゃんに
お任せして、お父ちゃんに託して
今できることをします。

それにしても、大病院という環境に久しぶりに入って
病気以外の戦い(というほどではないけども)を
実感しています。
例えば、治療方針を質問するのも
ある先生だと怒られるとか、看護士は出ていけとか
全てのプチトラブルは、お父ちゃんがこれまでの経験上
『どんなに腹たっても先生とはケンカしない』
を実行しているので回避できました。
 まず、他の優しくて若い先生にまず質問して反応を見る、とか。
その病院には、お父ちゃんの親友が事務長さんをしていたり
私の高校の友人がそこの医師と結婚してたりするので
いろんなルートで病院内の情報をあらかじめ
教えてもらい、トラブル回避法を教えてもらいました。
もう、藁にもすがる思い、とはこのこと。

今どき、インフォームドコンセントは常識だぞ!などと言ったら
じゃあ、出ていけと言われても困るわけで。。。
病人を抱えてると、正義だと思っていても真正面から戦うと
立場の弱い家族は結局は困る事態になってしまうことが多い。
だから『医師のプライドだけは、傷つけてはいけない。損をするのはこちら。』
と思っている。。。
過去にお世話になったリハビリ医で、あんまりヒドイ言動の先生は
正面からは抗議しなかったけど、退院する時に
ご意見BOXに投書したっけ。誰かが伝えないと、改善されないじゃん!

医師にとっては、些細な一言でも
患者や家族にとったら大問題!に聞こえてくる。。。

医療関係者には、激務で忙しいのはわかるけども、
一般論を言うのも、最悪の事態をまず説明するのもわかるけど
説明の言葉の中に、優しさと少しばかりの希望を込めるように
してほしいと、改めて思いました。

でも、なんだかんだいって、その病院に
お母ちゃんの命を助けていただいたのも事実。
感謝を忘れちゃいけないよね。
どうか、今後も穏便にコトが運びますように。
お母ちゃんをよろしくお願いします。

なんとかヤマ越えた?

2006年06月05日 | お母ちゃん★日々の様子
お母ちゃんは、先月の31日に入院して
すぐに主治医になった先生に
『最悪の事態になった場合、生命維持装置をつけるか?
 自然に任せて時を待つか、家族で決めて下さい。』
と言われました。私たち家族はそれはもうショックで
これまでずっと一緒に頑張ってきたのに
よりによって、私が名古屋へいる時にそんな事態になるとは。。

私は妊婦なので、これまでのように飛んで帰るというような行動はできないし。
そしたら、だんなさんが、土日も忙しく働いているのに
平日に仕事を休んで広島へ連れて行ってくれました。

お母ちゃんの前では泣けないので、
元気が出るように、お父ちゃんに少しでも支える力をあげたいと思って行動しました。
お母ちゃんにお腹の赤ちゃんの写真を見せて
頑張らなきゃいけないコト思い出してもらいました。

入院して数日がヤマ、と言われていたし
お母ちゃんに効く抗生物質があと数種類しかないこと
第一候補に拒絶反応(湿疹)が出たこと
なんかもあったけど、第二候補の薬が効いたのか?熱が下がって
今日の検査結果で
炎症の数値を表すCRPが1以下になって
肺のレントゲンでも白い影が縮小傾向にあることがわかりました。

当初は、なぜクモ膜下出血で手術した病院へ行かなかったのかと
先生方に質問され、お父ちゃんが困っていました。
そこで、私が作成した経過表をプリントアウトして持っていき
行き場がなく、これまで最善の治療をしてくれる病院を渡り歩いてきたことを
伝えました。どんなに口で伝えても、お医者さまには伝わらないことがあります。
また一人の先生でなく、何人かの先生が交代でいる以上、全ての先生に伝えるのは
書類が一番的確なのです。。。

また、肉親の生死で動揺してる時に、正確に思いを伝えることはムリだから。

今回、お母ちゃんがもしかしたらいなくなるかも?
という恐怖と現実を目の前にして
涙が溢れ出たし、悲しかったし、辛かった。

でも。。。
いつかは別れの時が来る。その時まで
一緒に温かい時間を過ごして、周りの人を支えて
最後はお母ちゃんが苦しまないですむ選択をしようと
お父ちゃんやお兄ちゃん、お姉ちゃんと話しあう機会が持てました。

また、今はだんなさんとお腹の赤ちゃんとだけの幸せな生活もステキだけど
たとえ、お母ちゃんが元気になったとしても
いつかはまた確実にやってくる介護生活を考えて、今後どこで暮らし
仕事をして、子どもを育てていくのか、真剣に考える機会をもらいました。


とりあえず、お母ちゃんがまだ生きていてくれる。
今回もヤマを越えてくれてありがとう。
そして、助けてくれた人、心配して祈ってくれた皆さん、ありがとうございました。