★tomoe-母のクモ膜下出血闘病日記

元気だったお母ちゃんが2004年2月17日突然倒れた。クモ膜下出血。家族の事、インターネットでできた事。体験談など。

気管切開を抜く

2008年05月22日 | お母ちゃん★日々の様子
本当に久しぶりに書きます。

早いものでお母ちゃんがクモ膜下出血で倒れて4年半。
この間にも同じ病で倒れた人がたくさんたくさんいるんだろうなと思うと、
感慨深いです。。。

お陰さまでお母ちゃんはアーユルベーダマッサージも効いたようで
かなり回復しました。
どこまで元気になったかと言うと
3食、自分の口で食べられるまでになりました!
(とはいっても、やわらかく炊いたスペシャルメニューだったらです)

軽い認知症はあるけども
会話もだいぶ楽しめるようになりました。
歩くのは、バランスをとる神経がダメージを受けたせいか
まだ介助が必要です。それでも、昔を思えばすごい回復です。

半年前くらいから、このぐらいの気候の良い時を狙って
気管切開を抜けないか、耳鼻科の先生にお願いしていました。

本来、カゼをひいた時の緊急吸入口として残した方が良い、
というのがドクターの意見です。が、家族の強い希望!
ということで明日抜くことになりました。

今週は予定入院でお母ちゃんは病室で管理チェックされています。
お父ちゃんも私もみんなでいつものごとく、交代で付き添い。
気ままにできる家と違い、少し不便ですが
今回は喜び?な入院なので頑張るしかない!です。

さてさて、はたまた、日本の医師の最悪の事態説明に
家族はまた揺れて動揺しました。
もし、抜管して呼吸ができなくなったらどうする?リスク説明です。
家族としては、ようやくここまできた喜びにスポットを当てたい
ところなんですけどね。。。

まぁ、それが通じたからこそ、抜いてもらえるようになったんだとも思います。
昨日、家族みんなで、異議申し立てはいたしませんにサインしてきました。

しかし、私は気管切開を抜くことのメリットもあると思うのです。
菌の進入リスクが少なくなり、体調管理がしやすい
お風呂も肩までつけてあげられる、など。
あと、本人が病人だと思わなくなるかも?など。

さあ、お母ちゃんにとってのターニングポイントです。
より元気にしてあげたい。なって欲しい!
どうか、この賭けが良い方向へと向かっていきますように。