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ユーさんのつぶやき

徒然なるままに日暮らしパソコンに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き綴るブログ

ブログ退出宣言

2009-06-06 | 閑話休題
みなさん、どうも長期にお世話になりました。このブログは本日を持って終わります。新規投稿はありませんが、登録サイトとしてはそのまま継続しておきます。どうもありがとう御座いました。

        老兵は死なず ただ消え去るのみ


老いの自己責任

2009-05-20 | 閑話休題
 本日も他人の書物の受け売りである。日野原重明(「老いを創める」朝日文庫)に書いてあった一言。紹介したい。

 『人は老いてから大病すると、体力だけでなく精神力が急速に落ちる。心身を積極的に使うことよりも、用心のために過度の安静に傾き、それがかえって悪循環となる。老人は病んでも、自らを老いの中に幽閉してはならない』

 自分の年は自分が何歳であると考えているかによって決まる。自分の年は自分自身の心が無意識のうちに決めているのだ。本当はまだまだエネルギーがあるのに、安易に流れて、そのまま終わって行く人は哀れだ。


楽観主義は意思である

2009-05-18 | 閑話休題
 グラスのなかに酒が半分ある。このグラスを見下ろして「もう半分しか残っていない」と嘆く人と、もう一方でグラスをかかげて「まだ半分も残っているぞ」と喜ぶタイプの人がいる。これをフランスの哲学者アランの言葉で格調正しく言いなおすと「悲観主義は気分だが、楽観主義は意思である」と。(引用 岡本裕三;「高齢者医療と福祉」岩波新書)
 上記は、高齢者福祉に対する市民意識について書かれた文章の結びであったが、あらゆる場面に適用できる言葉であり、この数行を何度も繰り返し読み返すこととなった。
 自分は悲観主義も楽観主義も気分がほぼ100%ではないかと思っていた。しかしながら、「楽観主義は意思である」と言い切っているところが心憎い。昨今、将来的に見通しの暗いことが多く、どうしても悲観的なものの見方に陥り勝ちであるが、みんな、もっと意識して意思の力で楽観主義に傾斜していかないと身のまわりが暗くなっていくばかりだ。


神は存在するか?

2009-05-12 | 閑話休題
 最近の心境の変化の一つに宗教心がある。これまで、自分は、宗教特有の偶像崇拝、儀式、意味の分からぬ拝礼のしきたりなどを嫌って、哲学的に、宗教そのものを否定するか、神様の存在そのものを疑って生きてきたのであった。しかし、やっぱり年というべきか? 自分にも宗教心が芽生えつつあることを実感している。
 宇宙、大生命、それに関連する無限の時間や空間のことを考えたり、自然や四季の変化を目にして感動した時に、やはり其処には偉大な力があり、造物主のようなものが存在するのではないかと感ずることがある。仏教やキリスト教など既成の宗教とは関係なく、遠く、宇宙の果てまで一体となって、つながっている何か偉大なものが存在するのではないかと思うことがある。個人の生命も、全体の一部であり、かつ一人ひとりが全体でもある。そんな気がするのである。人が死ぬと言うことは、その全体の中へ帰っていくだけのことであり、そんなに怖いことでも、心配すべきことでもない。
 それぞれ個別の天寿と言うものがいつ来るのか知らないが、みんな、自分のことばかり大袈裟に心配せず、大らかに、のんびりと、前向きに、今を生きておれば、それでもう十分幸せではないかと思う。


PPK

2009-04-23 | 閑話休題
 PPKとは「ピンピンコロリ」のこと。「ぴんぴん健康で長生きして、ころりとあの世へ逝く」というめでたい言葉です。現在健康な人はPPKを生涯の目標としてください。健康でない人は、少しでもPPKに近づけるよう努力しましょう。
 PPKが日本語として一般に流通しているかどうかを見るために、グーグルで検索してみました。大丈夫。ありました。昭和54年頃から使われ始めた、結構、歴史のある言葉のようです。
 世の中には、PPKと言うと、「ころりとあの世へ逝くこと」を主体に考える人と「健康で長生きすること」を主体に考える人の二種類の人が居られます。出来れば「健康で長生きすること」を主体に考えてください。
 会社の仕事の管理だけではなく、平素から、わが身の健康管理についても気を配ること。基本は是正処置よりも予防処置。成行き管理ではなく、事前の計画的な管理が肝要です。


オイルショック?

2009-04-20 | 閑話休題
 オイルショックとは、その昔、産油国がカルテルを結んで石油総量の輸出制限を行うことによって起きたエネルギー危機であった。30年以上も前に起きた歴史的な事件である。
 ところが、私の場合、70歳を目前にして、個人的なオイルショックが、突然、押し寄せて来たのであった。不意の病を得て、全ての仕事を辞め、治療に専念せざるをえぬ状態となったのである。将来の夢や目標や働き甲斐が、突然、消滅した。「まあ、歳も歳だからいいか!」「なったことはしようがない!」「やむを得ん!」と開き直ってはいるが、こんな形で、個人的な「老いるショック」が来るなんて、思いもしなかった。私よりも若い方、ご同輩の方、ゆめゆめ、油断してはいけません。出来れば、「老いるショック」なんて、谷間の向うの崖の下に蹴とばして生きていきましょう。


金魚

2009-04-11 | 閑話休題
 本を読んでいたら面白いことが書いてあった。
 金魚というヤツは30秒前の記憶もないらしい。それ以前のことは全部忘れてしまうそうだ。だから、あんな狭い水槽の中でも、常に新しい景色を見るがごとく、新鮮な気持ちで泳ぎまわることが出来るとのことだ。
 人間も金魚を見習いたまえ。いつも新しい気分で日常が過ごせる。きっと気が楽になると思うよ。

※いつも長ったらしいブログを投稿するので、読む方も書く方も疲れる。本日から、新しいカテゴリー「閑話休題」を設けて、時に、今回のような短文を投稿し、お互いに気楽にブログと付き合えるようにしたい。