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ユーさんのつぶやき

徒然なるままに日暮らしパソコンに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き綴るブログ

暫しの入院

2009-12-06 | 番外編
暫し入院します。
現在の心境は石川啄木の歌です。

「さばかりの事に死ぬるや」
「さばかりの事に生くるや」
 止せ止せ問答

 「さばかり」とは、「その程度のこと」の意味。
 自分の煩悩だけにとらわれている問答は無用とのことだそうです。


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18 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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さばかりの世 (ヒコバエ)
2009-12-06 20:56:57
○ 当方も一句ばかり・・・。

「さばかりの 世とは思へど さりながら」

○ 今朝方は、六甲に2時間ほど出掛けて参りました。
「幽明の 境を 出でむ 冬木立」

「杉木立の 端(はな) 紅葉する 八幡谷」


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心の漂流 (ヒコバエ)
2009-12-08 21:40:56
そんな歌はあったかと、“啄木”の新刊を買って読み直したりしています。心に触れる叙情が新鮮だ。「ある日のこと/部屋の障子をはりかへぬ/その日はそれにて 心なごみき」、「函館の青柳町こそかなしけれ/友の恋歌/矢ぐるまの花」、「ふるさとの空遠みかも/高き屋(や)にひとりのぼりて 愁(うれ)ひて下る」
“彼の・・・心の漂流の、すぐ隣には、現代の私たちがいる。”(三枝之)
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 午魚市湾(あゆちがた) (ヒコバエ)
2009-12-14 07:48:03
 桜田へ 鶴(たづ)鳴き渡る 午魚市湾(あゆちがた)潮午にけらし 鶴 鳴き渡る
                高市黒人 

 クリスマス・お正月の無事ご帰還を期しております。
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“がんばらない、あきらめない” (ヒコバエ)
2009-12-15 20:44:45
今日は「壊れる日本人 再生編」(柳田邦男著・新潮文庫)を読了。171頁以下の“がんばらない”“あきらめない”のバランスが治癒力の基本という考え方は、その通りだと共感しました。取りあえず一言致したく・・・。
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憶良と啄木のメリィ・クリスマス (ヒコバエ)
2009-12-24 21:09:18
(ブログもなかなか難しい要素がありますね。
 しかし、学ぶところも少なくないものと存じております。)
 さて今回、貴方が引かれた啄木の自己省察と逡巡の一首は、「一握の砂」発刊以前のものだったと知りました。
 その後、大逆事件を契機に彼が“時代閉塞の現状”等を書いて社会意識を高めては、
 「働けど 働けど 猶 わが生活(くらし)楽にならざり じっと手を見る」
など、庶民の生活実感に添う感性豊かな歌の数々を更に世に問う様になって行く~啄木のそのような歌の流れこそ山上憶良の“貧窮問答歌”を受継ぐものであった~そう評価しても決して的外れとは言えない~と思っては、先ずあえてこの発見を一言、追加しておきたくなりました。
メリィ・クリスマス!! ユーさん!!!
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頑張ろう (となりのさっちゃん)
2009-12-28 11:57:34
しばらくご無沙汰しました。「暫しの入院」との事、如何ですか。今年もあと少し、毎年1年が過ぎるのが早くなって来ました。それと共に、身体の方は機能の低下が顕著になってきます。「歳には勝てない」と言われたことを実感しています。9月に興福寺の「阿修羅展」を見に行きました。仏の世界に入り込み「人の幸せ」は何かと模索をする様になりました。(少し遅すぎたかも知れませんね)。
  穏やかな阿修羅に出会う古都の秋
人生に真剣に立ち向かい、努力をしてきたこれまでを振り返り、これからは穏やかに過ごしたいと思っています。
お互い古い友人同士です。前を向いて頑張って生きましょう。
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ヒコバエ様 (カフタラウ)
2009-12-30 11:31:26
 入院中に多数の激励メール有難とう御座いました。退院はしておりますが、今後の返信メールはムリかと思います。これまでのご厚情を多いに感謝。思えば長い幸福な人生でした・・・・

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となりのさっちゃん (カフタラウ)
2009-12-30 11:38:05
 もう十分頑張りました。西郷も城山で「もうこれでよか」と言いました。一休の「これまでは他人事と思いしに、今度はおいらか、こいつはたまらん。。。。」で好いじゃないですかね。では
では。

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全員の仲間の皆様に(このブログ完全停止) (カフタラウ)
2009-12-30 16:26:27
 長いお付合い有難う御座いました。新しい知識や気付き、励まし、色々なものを頂きました。今では当方の能力もオチ、1行ワープロには10個以上の間違いをしないとワープロも打てなくなりました。頃よし。2009年12月末。引退宣言以来、番外編を加えて数ヶ月、粘り抜いて、本日に至りましたが、これ以上継続することは本人にとっても大半苦しいものです。今日を持って、このブログは完全に停止します。返信はしません。過去の記事の読み込みは自由です。では、みなさん、永遠にご機嫌よろしく。


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逝く年と (ヒコバエ)
2009-12-30 22:59:22
     紅は うつろうものぞ 橡(つるはみ)の
       なれにし衣(きぬ)に なほ及(し)かめやも (大伴家持)
 先日、BSで染色師のYさんが、この万葉歌を引きながら、紅花の紅は色鮮やかだが褪せ易く、橡(つるばみ)の色は茶で地味だが何時までも褪せることはないと述べ、移ろう世に 移ろわぬものを求めて歌った家持の心情に共鳴しつつ仕事を続けてきた・・・と述べていました。
人それぞれでしょうが、身の丈に合った生き方を立派に尽くして来られたと、貴方に敬服しています。
     街路樹は 黄葉みて ひつじ雲 流る (11/12 於 梅田新道)
     逝く年と 友に“さようなら”と打つ・・・。
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