HYAKUSHOU日記

毎日の作業と暮らしといろいろの出来事

つくばい桜

2010-03-27 20:49:39 | Weblog
 「つくばい桜」なんて桜がござろうか。
 単純に、つくばいの上に植わった桜でござる。

 真横から写すと、五葉松と桜が重なってしまッたのでござる。
 実につまらん写真でござるな。
 
 それを言いたいのではござらぬのだ。
 今年も咲いたのでござる。
 昨年のままにしておいて3月に苔だけ張り替えたのでござるが、みごとに昨年のような姿を見せてくれたのでござる。
 いつぞやも書き申したとおり、JRは柘植の駅前に実にかわいい「中村屋」という喫茶店がござるのだが、そこの軒先に鎮座ましますのでござる。
 そして、水辺に椿などが飾られるのでござる。

 そのお店の外の席に座って、これを眺めながら香りの豊かなコーシーをいただくと、これは至福の一時なのでござる。
 拙者仕事はせずとも、そのような事はするのでござる。
 これを、ご夫婦で、恋人と、気のおけぬ友人と、なんかといたすと実に良いものなのでござる。
 拙者が恋人と・・・なんて思うと、ウヒヒヒ、となるのでござるな。
 このような笑いをするから、拙者、スケベー爺と言われるのでござろうかの。
 なぜでござろうか?

 桜も松も、夏には水の中まで根を伸ばして、実に生育旺盛なのでござる。
 玉龍もユキノシタも生育旺盛で、玉龍は地下茎を伸ばしているようで翌年にはあらぬところから芽を出し、ユキノシタはストロンを伸ばしたくるのでござる。
 こんだけの世界でござるが、生命というものを感じさせられるのでござる。
 ミニミニ庭の世界でござるな。

 このつくばいの水音を聞いて、お客様の一人は「初恋の音」と表現されたのでござるが、まさに言い当てて妙を得た言葉でござるな。
 言葉も不思議なもので、簡単な言葉でも、まったく関係のない言葉であっても、それが一つの事を妙に的確に表現される事がござるのだ。

 もっとも拙者にはそのような言葉の才能はござらぬゆえ、無縁でござるが。
 拙者は、心に響く言葉はたくさん聞かせていただき、時に涙する事もござったが、拙者の口からはそのような言葉が出たことも漏れた事もござらぬので、情け無いというべきでござろうか。

 また小馬鹿にされぬうちに退散した方がよさそうでござる。

 で、「明日の心だ!」

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