東京リサーチ日記

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病院側のミスを認め・・・

2013-02-20 00:00:00 | 情報・日記
 2013年2月20日、愛媛県立中央病院(松山市)は2011年12月4日、入院中の70歳代の男性患者ののどに呼吸用に開けられていた穴を、看護師が誤って医療用の粘着シートで塞いだため、男性が窒息死したと発表したのだ。同病院は2011年12月3日夕、事故を県警松山東署に報告、同署が業務上過失致死容疑で調べている。愛媛県立中央病院によると、男性は脳内出血で2011年11月15日から入院。約10年前に受けた喉頭がんの手術以来、のど元に呼吸を確保するための穴(直径2センチ)が開けられており、同病院は穴をガーゼで覆って異物混入を防いでいたのである。ガーゼは外れがちで、20歳代の女性看護師が2011年12月3日午後3時頃、代わりに通気性のない合成樹脂製の粘着シートを貼り、穴を塞いだという。約1時間半後、看護師は巡回中に男性が窒息して呼吸が止まっているのを発見。人工呼吸などで蘇生を試みたが、午後5時頃、男性の死亡を確認したのである。愛媛県立中央病院は愛媛県警松山東署に届け出た後、2011年12月4日未明に県庁で記者会見し、「看護師は男性ののどの穴を通常の気管切開と思い、シートで塞いでも口や鼻で呼吸できると思っていた。主治医らと患者の情報を共有できていなかったようだ」と説明。河崎秀樹副院長は病院側のミスを認め、「心からお詫び申し上げる。近く遺族に謝罪する。再発防止に努めたい」と述べているが、20歳代の女性看護師の刑事的責任はどうなったのか・・・(佐々木和夫) 


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