２万５０００ツグリク（約１５００円）の罰金・・・

　２０１６年７月２３日、元大相撲横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏（当時３１）が２０１２年５月１日夜から２日未明にかけ、ウランバートル市内で酒を飲んで警察官とトラブルになり、殴っていたことが２０１２年６月２９日分かったのだ。警官にけがはなかったが、制服が破れ、同氏は２万５０００ツグリク（約１５００円）の罰金を科されたのだ。モンゴルの旬刊紙「私的裁判官」最新号が報じたのである。同紙は、一般人が暴力事件を起こせば逮捕され、３０日間の拘留などの処分になるが、有名なヒーローだから罰金なのかと軽い処分に疑問を呈しているのだ。同氏は現役時代の２０１０年にも東京で泥酔して知人を殴って負傷させる事件を起こして、現役を引退し、被害者と示談が成立し、起訴猶予となったが、モンゴルでも事件が起きたのか。酒癖が悪いのか・・・ドルゴルスレン・ダグワドルジ氏は、政治家を目指していることもあるが、大丈夫なのか・・・本当に困ったものだ・・・（井森隆）