金正恩第１書記は何人の妻がいるのか・・・

　２０１６年９月５日、北朝鮮の金正恩第１書記の内妻とされる歌手、ヒョン・ソンウォル（玄松月）は、かつて、金正日総書記の肝煎りで創設されたポップスユニット「普天堡（ポチョンボ）電子楽団」のソロ歌手として活躍した３０代後半の女性であることが北朝鮮の音楽事情に詳しい関係者の証言で２０１２年７月に分かったのである。ヒョンの本名はハン・ソンウォルである。平壌音大を出て、普天堡電子楽団に所属し、２００６年まで活動していたようだ。同楽団は、ボーカル（歌手）、エレキギター、エレキベース、ドラムス、シンセサイザーなど６、７人の編成。１９８０年代半ばに当初は外国人の賓客向けに創設され、北朝鮮の曲をポップス調で演奏することから若い世代に人気を得た。１９９０年代には来日公演を行ったこともあるのだ。しかし、金正恩第１書記は何人の妻がいるのか・・・（井森隆）