「原爆の犠牲者らを冒涜(ぼうとく)する行為で、いかなる理由があっても許されない」

　２０１７年８月２０日、広島市中区の平和記念公園の原爆死没者慰霊碑にスプレーで塗料を吹き付けたとして、広島県警広島中央署は２０１２年９月２１日、広島市西区南観音２、アルバイト店員容疑者（当時３５）を器物損壊容疑で現行犯逮捕したのだ。当時酒を飲んでいて犯行に及んだという。慰霊碑は２００２年３月や２０１２年１月にも塗料がかけられたことがあるのだ。松井一実市長は「原爆の犠牲者らを冒涜(ぼうとく)する行為で、いかなる理由があっても許されない」と話しているが、倫理がないとしか言いようがない・・・（井森隆）