最大手のシェアが低下する事は、市場が健全である事の証明である・・・ 2017-05-09 00:00:00 | 情報・日記 2017年5月9日、2012年夏、携帯電話の勢力図の変化が鮮明になってきたのだ。ソフトバンクの契約数が3000万件を突破し、2位のKDDI(au)との差はわずか約500万件強まで肉薄したのだ。2008年に発売した米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)を追い風として、ほぼNTTドコモのシェアを食う形でソフトバンクが快進撃を続けているためなのだ。これはいい事だ。「昨日8月11日にソフトバンクモバイルの契約者が累計3000万人を突破しました」。ソフトバンクの孫正義社長は2012年8月12日、短文投稿サイト「ツイッター」でこうつぶやいたのだ。2006年4月に英ボーダフォンから日本の携帯電話事業を買収して参入した同社は、割安な料金プランなどで若者を中心に契約数を増やしてきた。参入当時は1521万件だった契約数は、2009年1月に2年10カ月で2000万件、その後の3年7カ月で1000万件を上乗せしたのだ。最大手のドコモの2012年7月の累計契約数は6054万件、2位のauは3572万件で、ソフトバンクとの差は着実に縮まりつつあるのだ。2006年からのシェアの変化をみると、ソフトバンクの“独り勝ち”ともいえるのであるが、すでに1人1台以上の水準で、「市場はすでに飽和状態」にあり、今後はナンバーポータビリティーによる顧客獲得競争になるであろう。最大手のシェアが低下する事は、市場が健全である事の証明である・・・(井森隆) #ケータイ « スタッフが得意客の情報を共... | トップ | 腸管出血性大腸菌O(オー)1... »