銀行から２億円詐取容疑・・・

　２０１０年１月２３日、札幌市のスキージャンプ台設計会社が、全日本スキー連盟（ＳＡＪ）からジャンプ台工事の設計を受注したように見せかけ、同市内のみずほ銀行、北洋銀行、札幌信用金庫の各支店から、計２億円近くをだまし取っていた疑いのあることが２０９年１２月３１日、捜査関係者などから明らかになった。札幌地検は金融機関から告訴状の提出を受け、詐欺容疑での立件に向けて元社長（５９）らから任意で事情を聞いているようである。この札幌市のスキージャンプ台設計会社は、２００７年１１月倒産したのであるが、倒産になる前、２０１４年の冬季五輪招致を目指していた韓国・平昌(ピョンチャン)で、新設ジャンプ台の設計受注を目指していたが、２００６年１０月に受注競争に敗れると資金繰りが悪化したため、銀行から２億円詐取容疑行為を行ったものと見られる。今後は事件に発展して逮捕になる可能性が高いであろう・・・（佐々木和夫）