東京リサーチ日記

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現状維持の傾向がこの結果からうかがえよう・・・

2010-09-22 00:05:00 | 情報・日記
 2010年9月22日、時事通信社が2010年8月6~9日に実施した8月の世論調査によると、菅内閣の支持率は前月比4.2ポイント増の36.0%で、急落した参院選大敗直後からやや持ち直した。ただ、不支持は同3.0ポイント減の42.2%と、2カ月連続で支持を上回った。菅直人首相の続投支持は40.8%、不支持は27.0%だったようだ。内閣支持の理由は「ほかに適当な人がいない」がトップで16.5%。以下、「首相を信頼する」7.7%、「誰でも同じ」7.6%と続いた。不支持の理由は、多い順に「期待が持てない」23.7%、「リーダーシップがない」17.4%、「政策が駄目」12.9%の順。首相の続投を支持する理由(複数回答)は、「短期間で政権が代わるのは国益上よくない」が最多で56.9%。このほか「首相の政治手腕・能力評価にはまだ時間がかかる」が43.9%、「ほかに首相にふさわしい人材がいない」が20.2%である。望ましい政権の枠組みは、「民主党中心の連立」25.5%が最も多く、「政界再編を経た後の既存の枠組みによらない政権」16.4%が続いた。これに対し、自民党の政権復帰を前提とする「自民党中心の連立」は13.4%、「民主、自民の大連立」は11.6%である。現状維持の傾向がこの結果からうかがえよう。その後の変化はどうなったのか・・・(佐々木和夫)