とくなが久志●奮闘録

参議院議員・とくなが久志です。日々の活動で感じたこと、考えたことをご紹介しています。

■TPPの入場料は高すぎる

2013年04月13日 | とくなが久志●奮闘録
4月13日(土)
 
 春爛漫。
ただ、ここ2,3日はいわゆる「花冷え」のような感じで、
寒くて寒くて仕方がない。
 
 昨日は守山・野洲で昼間は活動し、
夕方に団体の集会に参加するために彦根へと向かったが、
そっち方面の空が白っぽかったので、
もしかして雪でも降っているのかと感じたほど。
 
 この寒さのせいかわからないが、
彦根城のお堀端の桜は満開のまま残っていた。
何かほっとする瞬間であり、
「忙中閑あり」で心がやすらぐ一瞬でもある。
 
 さて、TPPの事前協議で米国と合意がなされたようだ。
新聞報道を見る限りにおいては、
TPP交渉参加のために日本は米国に高い入場料を支払ったと言わざるを得ない。
 
 日本の稼ぎ頭の自動車について、
米国向け輸出車への高い関税が今後10年間は据え置かれるなど、
民主党政権下では頑として突っぱねていた米国の要求を、
いとも簡単に受け入れている。
 
 日本国内の農業に配慮し、
日本が「聖域」の議論を協議に持ち込んだことも、
結果的に米国を勢いづかせたともいえよう。
 
 詳細はおって当局より説明を受ける予定だが、
最初からこちらの手の内を見せすぎてしまったために、
入場料を高く高く払い過ぎてしまったとの懸念がぬぐえない。
 

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