自著の小説・詩の紹介(巨人戦)

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高木徳一の小説の執筆状況と16作目の詩、巨人

2008-04-14 20:19:16 | スポーツ

今晩は。

 小雨も上がり、午後には少し日が差しました。この所、菜種梅雨の感じで、天候不順が続きうっとうしいですね。しかし、視点を変えれば、作物や草花にとっては慈雨となっている事でしょう。

 スポーツでは、昨夜(4月13日)の巨人はやっとこさヤクルトに勝った感があります。ホームラン7本が乱れ飛び、ラミレス選手2本、小笠原選手、古城(ふるき)選手が打ち、木佐貫投手が耐え、クルーンがきっちり締めて、6対4で空中戦を物にしました。坂本選手、亀井選手ら若手も外人部隊の中で頑張っています。由伸選手はまあまあなので、後阿部選手の奮起を期待します。さあ、これからだ、ジャイアンツ!

12日の楽天対オリックスをテレビ観戦しましたが、楽天のマー君(田中選手)は一段と成長し、内、外角を丁寧につき、完封勝利です。日ハムのダルビッシュ投手と人気、実力を二分していますね。阪神金本選手の2000本安打お芽出度うございます。40歳での達成に、中高年が元気を貰いました。あの中日落合博満監督も40歳過ぎでの獲得とは驚きでした。

 小説の執筆状況では、『赤い笹舟―男共の肉弾戦争―』の方は余り進んでおりません。と申しますのは、友人、知人にプレゼントを差し上げたからです。ブログ閲覧の方にも、贈り物を致します。号外として1週以内にこのブログに贈り物の内容を掲載します。何だか予想しながら期待して下さいね。

 さて、『旅愁散文詩』を供覧致しますので、味わって下さい。

 十六.  千葉大学(大学祭の女神)

              昭和四十年十一月

  (一)  二浪の末に入れたは  第二志望の薬学部

       第一志望の医学部じゃないが  関連領域

       頑張ろう

       満開桜の         並木道

       胸を反らせて       大股に

       大空に夢を語りし    歩みつつ

  (二)  水平線の彼方に  力瘤の様に湧き上がる

       入道雲

       カモメ飛び      ヨットが走る大海原

       松林に        テント張り

       泳ぎ疲れて     顔にタオル

       星空に  夢を語りし  友の横

  (三)  秋晴れの太陽  ニコニコと微笑み

       木造の古色蒼然たる  学び舎

       先輩の薬紹介      薬学祭

       白衣に勝る色白の  円らな瞳

       恋焦がれ

  (四)  粉雪舞い散る  校門前

       恋し女  前を歩めり  サッサッと

       意を決し  声を掛けし  後姿

       振り向き  あの笑顔

       偶然にも  家も近くなりき     

  (五)  彼女と語らえる  この歓喜

       希望と夢を  共に話した

       あの車中、あのベンチ

       神に感謝  有頂天

       この世は  我が為にあり

  (六)  彼女の死  知人より伝えられし

       まさかの思い  今も消えやらず

       癌の悪魔  棲みつきし

       神が女神を  遣わし

       我に試練を  与え給うたなれ