自著の小説・詩の紹介(巨人戦)

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高木徳一の小説の執筆状況と12作目の詩

2008-02-18 21:22:08 | 小説

 今晩は。

 日本各地とも寒さが続いておりますが、お元気にお過ごしですか。

 野球はキャンプインし、2年目の田中マー君と新人の中田翔君のパリーグ選手が話題の中心で、セリーグは淋しいですね。スポーツ全般では、国際大会で女子の活躍が目覚しく、浅田真央ちゃんの優勝(アイススケート)、上村愛子ちゃんの優勝(スキー)、上田桃子さんの5位(ゴルフ)が紙面を賑わしていました。しかし、ここにきて男子も巻き返しましたね。加藤君の優勝(アイススケート)、無名の新人藤原君の2位(東京マラソン)、18歳の錦織君の優勝(テニス)があり、とどめは日本五輪史上最高齢で出場する66歳の法華津氏(馬場馬術)です。最高齢の新人賞、芥川賞を狙っている私にとっては大いなる励みになりました。

活躍を目指している貴方、共に頭を使った努力をしましょう。

 北京オリンピックに日一日と近付いてきましたね。私が北京に駐在していた8年前とはかなり街並みが変わった事でしょう。当時は4環路の工事中でしたが、現在は既に6環路を工事中でオリンピックまでには完成の予定との事。施設も大分完成したようです。中国の旧正月に当たり、お世話になった中国語の先生から年賀状が届き、記載のメールアドレスに送信出来ました。中国語のソフトでも、日本語をダウンロードすれば自由に日語での遣り取りが可能との事。動画も添付されています。オリンピックを契機に、中国は経済、文化などの一層の飛躍が期待されます。一方、格差、環境問題、食の安全問題などが噴出していますね。開催中は物価も高いでしょうから、終了後にゆっくりと新生中国を訪ねるのもよろしいかと思います。

 さて、小説執筆の方は『赤の笹舟―女達の心理戦争―』(288頁)を脱稿し、現在私設編集長に校閲して戴いています。次は、中日戦争を男性の視点から眺めた『赤の笹舟―男共の肉弾戦争―』を書き始めます。

 最後に、12作目の『旅愁散文詩』を掲載致しますのでご観賞下さい。

         十二.群馬県草津温泉(強制混浴) 

                   昭和六十三年十月

 (一) 湯ノ花臭う   草津の湯畑

     露天風呂の若き男が  打ち振る手拭いに

     こちら高き道の我らが連れの女らが

     「いやーねー」と言いつつ、顔を赤らめ手を振るお返し

     和気藹々のコミニュケーション

 (二) 三日月に雲掛かり   星にも雲の幕

     暗闇の世界       賽の河原の露天風呂

     男一匹ヤモリとなりて 女湯に消え入りし

     二匹、三匹と続くなり

     雲が千切れて明るくなるも  湯煙もうもう視界は利かず

     「誰ー?、岩に登って覗いているのは・・」

     「おっと、待った、おいらは監視役。他のグループが

     覗きをしてるか見張ってるんだ」

     白い裸身がちらちらと・・。

     半纏を裏返しにしている奴がいて、大笑い。

     ひょっとして、パンツも他人のか・・。

     風邪引き出たとの後日談

     旅の悪戯、これまたドキドキ愉しかり

 (三) 神無月  三日月、雲に遮られ 

           湯煙もうもう  女体ちらちら

 (四) 山眠る  否応無くも  男肌 

           眺める辛さ  男湯の岩

 (五) 紅葉狩り 女湯の岩  愉しきかな

           ボインペチャパイ  色々御座る