射水のかたすみで働く設計士

いつも前をむいて、さあ、がんばろ~! 辻谷 誠 建築デザイン事務所

酒2升?

2011-10-07 16:27:41 | 独り言

先日、親戚の近くで火事があり、火事見舞い(近火見舞い)で酒2升と現金を持ってったと・・・・義母さん。

そういえば、実家が酒屋だったので、火事のたびに酒2升(無地熨斗)の配達がバンバン入ってた記憶がある。

小さい頃から、なんで火事の時に酒もってくが?火事やから宴会でもするがか?と、思ってたけど、今になって気になり、ネットでいろいろ調べてみると・・・

その土地がらにもよるが、お見舞いとして酒や現金をもっていく風習があるようだ。

酒を持っていく理由に、火事の近くの家に対しての火事の厄除け的な考えや・・・・・建物に宿る神様に対しての捧げものとしての考えがあるらしい。

そういえば、建物を建てる前の”床鎮めの祭り”(地鎮祭)のときも必ず献酒として神様に捧げる。

最近、地鎮祭のときに、お酒をもっていっても、”な~ん、飲まんから”・・・”もらってもどうしよもないわ”などなど・・・お酒を飲む人が少なくなったけど、日本人の文化としてのお酒は、飲む以外にも大事な役割がある事が今回いろいろ調べてみてわかった。