その翌日です
やはり母の様子や食事を摂ったかが気になり、主人の朝食の用意をして早々に隣家に行きました
母は、ベッドで横になっていましたが目を覚ましていました
「食事はした?」 と尋ねると
「だってお爺ちゃんが起きて来ないし、トイレも行きたい・・・」 と答えます
直ぐに車いすに乗せてトイレに行き、「終わったら声を掛けてね」
と言い置いてからその間に冷蔵庫を覗きました
パンやヨーグルト、林檎等を出して、とりあえず母に食べさせる用意をします
その時、直ぐに分かりました
夕べも母は食事をしていなかった事が・・・・
私が買ってきた物は何一つ減っていません
一体何時から満足に食事の世話をして貰って無かったの?
朝食を食べる母の傍に付いて、問いかけてみました
「夕べは何を食べたの?」
「う・・・ん何食べたかな・・・・」
「食べたの?」
「食べたと思うけど直ぐに忘れるから・・・・」
涙が出そうでした
そんな会話の最中、やっと寝ていた部屋から小父さんが出てきました
私は思わず、 「夕べ母は、何を食べましたか?」 と尋ねました
「パン食べさせた」
「でもパンは買ってきたまま減ってませんよ」
「パンたべさせたと思うが~忘れた」 と言い
何と洗面所に椅子を持ち込み、こちらに背を向けて座ったまま動きません
その背中が完全に母を拒絶して見えました
『この人は、もう母が重荷で重荷で耐えられないのだろう』と悟りました
そしてもう一つ、私特有の 勘 が或る事を示唆していました
「この人はもしかすると肺炎を起こしているのではないか?」
私の勘がそう教えていました
やはり母の様子や食事を摂ったかが気になり、主人の朝食の用意をして早々に隣家に行きました
母は、ベッドで横になっていましたが目を覚ましていました
「食事はした?」 と尋ねると
「だってお爺ちゃんが起きて来ないし、トイレも行きたい・・・」 と答えます
直ぐに車いすに乗せてトイレに行き、「終わったら声を掛けてね」
と言い置いてからその間に冷蔵庫を覗きました
パンやヨーグルト、林檎等を出して、とりあえず母に食べさせる用意をします
その時、直ぐに分かりました
夕べも母は食事をしていなかった事が・・・・
私が買ってきた物は何一つ減っていません
一体何時から満足に食事の世話をして貰って無かったの?
朝食を食べる母の傍に付いて、問いかけてみました
「夕べは何を食べたの?」
「う・・・ん何食べたかな・・・・」
「食べたの?」
「食べたと思うけど直ぐに忘れるから・・・・」
涙が出そうでした
そんな会話の最中、やっと寝ていた部屋から小父さんが出てきました
私は思わず、 「夕べ母は、何を食べましたか?」 と尋ねました
「パン食べさせた」
「でもパンは買ってきたまま減ってませんよ」
「パンたべさせたと思うが~忘れた」 と言い
何と洗面所に椅子を持ち込み、こちらに背を向けて座ったまま動きません
その背中が完全に母を拒絶して見えました
『この人は、もう母が重荷で重荷で耐えられないのだろう』と悟りました
そしてもう一つ、私特有の 勘 が或る事を示唆していました
「この人はもしかすると肺炎を起こしているのではないか?」
私の勘がそう教えていました