新聞記事 ② 人生相談

　新聞と言えば、何処かに人生相談コーナーがつきもの
良く有るのは、姑に腹を立てての悪口満載の相談
そんな事は、誰がどんなアドバイスをしても無くならないのがお約束のようなもの
だからそんな相談の時は、殆ど感想も持たないし
回答にも興味が無い
だって、何をアドバイスしようと
スッキリ解決～なんてあり得ないし

　でも今朝は違いました
さ～と目を通し、その後　うん？　うん？　と

　相談とは

　我が家の主人は、酒も煙草も嗜まず
家族を大切にし、身を粉にして働いてくれます
しかし、人としてどうしても許せない事が有ります

　何と、そんな品行方正で良い夫に
「人として」　許せない事？　何だろう～と思いませんか？

　其処で、読み進むと

　夫は、折り畳み傘を持つことを嫌がり
雨の日は大きな傘を差すので良いのですが
降るかもしれない日に、折り畳みを持参せず
防水の登山帽とダウンコートを着て行きます

　私は近所から「傘も買えない貧乏な家」と思われるのが嫌だし
顔から火が出る程恥ずかしいです
こんな夫に、折りたたみ傘を持たせるにはどうしたらいいですか？

　あんたはアホか～～～！！
と思いました
こんな嫁を持った旦那さんが相談するなら解るけどね～～

　其処で、こんなアホで理不尽な相談に
アドバイザーは何と答えるんだろうと思い
回答欄を読むと

　いっそ、こう思いませんか～
「私の主人は、イギリス紳士だ」　と
イギリスでは、傘を差さない男性は多く
小雨位では、レインコートの襟を立て、颯爽と歩きます
一説には、傘を差すと片手が塞がり
いざと言う時に闘えません
流石は騎士道の国です

　ご主人も、不意の攻撃に備えて
両手を開けているのかもしれません
ちなみに、我が家の夫も傘を差しません
お互いに頼もしい夫を持ちましたね

　成るほど～～ですね
アドバイザーとして、私のように頭から
あんたはアホか～～～
とは言えません

　イギリス紳士を持ち出し
「我が家も同じですよ」　と言い
共感を得ようと努めています

　こうで無くては、アドバイザーは務まりませんね

　でも内心は、あんたはアホか～～～と思ってたような気がします
(⌒▽⌒)アハハ




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