Tokkoちゃんの気まま日記

感じたままに~ 心のままに~ 好き放題書いてます

圧迫骨折

2017-10-18 13:52:24 | 母便り
 母が 圧迫骨折 をしてしまいました
母は、畳の生活でした
畳から起き上がり、畳に座る・・・・
膝が上手く曲がりませんから、座る時は最後は ドッスン と尻餅を付くように座っていました

 あれは8月の事です
ケアマネ・デイサービスの責任者・福祉用具のリース店・家族
で、色々と母の生活について話し合いました
その折に、ケアマネから 「そろそろ介護ベッドにしませんか?あの座り方は骨折しないかと心配です」
との言葉が出ました
私も予てから同じ思いだったので即賛成しました
施設の責任者も賛同されたので、てっきり決まると思いました
しかし、お爺ちゃんの一言で皆が黙り込みました

 「鬱陶しい!そんなものが入ったら鬱陶しいからまだ必要ない」
つまりは、判断能力のない母に代わって判断できるのは お爺ちゃん のみ
お爺ちゃんの承諾なくしては、何事も決められないのです
散会になった後も、ケアマネさん達は「必要だと思いますけど・・・」
と言われ、お互いに顔を見合わせたものです

 そして一か月後の9月下旬、腰が痛いのがなかなか収まらないと聴きました
その前にも「レントゲンは撮りましたか?」と私が聴くと
「撮って無い」と言うので、撮って下さいとお願いしてました
その後は 「撮っても骨折はしてない」 と言われていました

 10月に入り流石に私も不審に思い始めて、セカンドオピニオン として
私が付き添って、大きな病院で再度レントゲンを撮りました
すると明らかな 圧迫骨折 が見つかり 唖然としました
大きな病院の先生から、前に撮ったレントゲンを借りてくるようにと言われ
「骨折はしてない」と言った医師に、レントゲンを借りに行きました

 すると「レントゲンは貸せない」 との返事
理由は「ちゃんと写っていないから」
ちゃんと写っていないレントゲンで 「骨折はしていない」 とあなたは診断したんですよね!!
何故、内科ではなくちゃんと 整形外科 に連れて行かないの? 
何故、8月に介護ベッドを使いたいと言う皆の要望を断ったの?
鬱陶しいって何?
様々な思いが駆け巡って、なかなか自分を納得させられませんでした

 圧迫骨折が解って直ぐに、ケアマネが手配して ベッド が入ることになりました
今回は、骨折した母をお爺ちゃん自身が 畳 から起き上がらせる事が出来なかったのでベッドに反対しませんでした
所がベッドを何処に置くかと言う事になると
「奥の部屋へ」と言います
「リビングなんかに置かれたら 鬱陶しい!」
流石にこの言葉には、ケアマネさんが反発しました
「鬱陶しいでは無くて、お祖母ちゃんにとって楽になる選択をして下さい」
それでも 「鬱陶しいのに」と言う言葉が聞こえました

 しかしながら、一旦骨折してしまうとどうしようも有りません
動かせば骨折は益々酷くなる
苦しいコルセットの出来ない母には、安静しかない・・・・
安静にすれば、直ぐに寝たきりになり痴呆も進む・・・・・
何もかも 後手後手 に回ってしまう結果になってしまいました


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