Tokkoちゃんの気まま日記

感じたままに~ 心のままに~ 好き放題書いてます

後悔しないように・・・・

2019-03-20 10:32:18 | 母便り
 お母さんの介護を遣り通された方のブログを読んだ
しかし自分の母親とは、人としての在り方に大きな隔たりを感じる
88歳になった現在でも執着しているのは 不倫相手で有り再婚相手で有る男性

 私以外の子供達や孫達についても、一度も尋ねてくれることは無い
口から出る言葉は
「あの人は何処に居るの?病院?逢いに来てくれない・・・・又、来てくれるよね?」

 初めの内は
「何処って・・・家に居らっしゃるでしょう~~入院なんてしてないし・・・」
と答えていた
それが何時の間にか、主人の方が
「そうですね、病院に居るから来られないんでしょうね」
と答えるようになった

 病院に居るから自分を迎えに来られない
入院しているから逢いに来られない
そう思いたいのだと、私達も気が付いた
看護師さんやヘルパーさんからも、繰り返し繰り返し同じ質問をされると訊いた

 だから母親を看ていると言う気がしない
一体私は 誰 を看ているのだろうか・・・・・・・
母親を看ているのだと思えば耐えられる事も、この疑問が頭を擡げると急に嫌気が差す
空しく感じる

 ブログの方はこう書かれていた
「楽しいお土産話も沢山持って行って欲しかったから」
だから頑張れたと~~

 私が頑張って、母は 何を 誰に 土産話を持っていくのだろうか・・・・・・
現実に母を看る事の無い妹達にとって、段々と母は遠い存在になっている
病状を知らせても、メールに返事の来ない事さえ有る
私も知らせなくなった
危篤にでもならない限り、知らせは不要なのでは?とさえ思う

 遠い身内より、近くの友人の方が心配してくれる
私の体重が減って行く事も、私の抱える空しさも訊いてくれる優しさを見せてくれる
自分でも、本当に痩せたと感じる
主人の寄り添ってくれる優しさが無かったら、きっと放棄したくなるだろう
他人である筈の主人が母に見せる優しさに、私の方がハッとする
見倣わなくては・・・・・と気持ちを切り替える

 私が看ているのは、母親 では無いかもしれない
姉妹の中でも母からは一番遠い存在だった筈の私に課せられた 宿題 のようなもの・・・・
遣り切れるか問われている気がする