Tokkoちゃんの気まま日記

感じたままに~ 心のままに~ 好き放題書いてます

新しい職業

2019-01-14 09:17:29 | 母便り
 会費を取って 家族 になる会社
そんな職種が出来たのは、高齢化社会 になり
家族の絆が希薄になり、頼れる人の居ない高齢者が増えた
今の日本ならではの職種だろう

 実は私もこんな会社が実在することを知らなかった
頼れる身内の無い人は 後見人 を家庭裁判所に任命して貰える と其処迄しか知らなかった
しかしこの 後見人 は、手術などの同意書も書けないと聴いていた
それでは高齢者が手術を受けるとなれば、誰が同意書を書くのだろうか?と疑問だった

 そんな不安を一掃するのがこの 家族 になる会社
一般社団法人で、会員を募る
会員の最大数は決まっている
入会には、百数十万円の可なり纏った金額が要求される(会社によって金額は違うと思う)
入会後も毎月の会費と年会費は生きている限り払い続けなければならない

 しかし、入院や施設に入居時も 身元引受人 になり
手術時は、病院に出向き同意書を書き手術の立ち合いもする
亡くなれば葬儀の手配から財産の分配まで、本人の希望に基づいて行われるそうだ
入会金はその手数料と葬儀などの預託金なのだ

 其処でちょっと不安なのは、その 家族 が途中で消滅しないか・・・だろう
施設を運営する会社が破産して、家を売り払ったお金で得た
「終の棲家」 を追い出された高齢者の実例も有る
この種の会社が、これから実際に力を発揮するのか
経営難に陥って、会員が路頭に迷う事になるのかはこれからだろう

 会員になって、実際に頼りたい事態になるのは数年後
いや数十年後なのかも知れないのだから~~
其の時に 家族 が消滅していたら事態は深刻になるだろう

 私がこの新しい職種の会社を何故知る事になったのか・・・・
それは私にとっては、やはり辛い選択に関わる事が有ったから

 今年になってブログを再開した時
「日記だと思えば良い
後になって読み返し、自分の心と向き合えるかもしれない」
私はそう書いた

 今日、2017年と2018年の母とおじさんに関するブログを読み返した
やはり書いていて良かったぁ~ と思った
其の時の事情や自分の感じた事
それが怒りで在ったり諦めで在ったりはしても
自分に言い聞かせるように
「後、少し頑張ろう~」と思っていた事を思い出せた
今書いているブログも、読み返す日が来たら
きっと後悔もあるだろうけれど、其の時の自分と向き合えると思う