Tokkoちゃんの気まま日記

感じたままに~ 心のままに~ 好き放題書いてます

僕の夏休み

2012-09-03 09:03:09 | 日記
  夏休みが終わりましたね~~
今日からは、お隣からも
「行って来ま~す」という、元気な声が響くでしょう

 所で、この夏のお昼のドラマで
「僕の夏休み」と言うのが放送されました
まさしく 僕の夏休みで
放送時期も内容も、季節ピッタリって感じでした

 東京で暮らす男の子と女の子の兄妹が
夏休みの間だけ、母親に言われて祖父母の元へ行く
兄妹、2人だけで電車に乗るのですが
会話も無く、兄はゲームに夢中~~
足手まといの妹が鬱陶しくて堪らない

 ついに電車の中で喧嘩を始める
妹に向って 「死ね!」 と口走る兄
その兄に向って一人の老婆が言う
「そんな言葉は使っちゃなんねえ」

 老婆から叱責されて、ばつが悪くなり
兄妹は、乗って居た電車を途中下車する

 そして、見知らぬ駅で次の電車を待つ
やがて、遣って来たのは黒煙を上げる機関車

 其処から歯車が狂い始める
祖父母の家の有る駅に降り立つと
周りの人々の様子が何か可笑しい

 何時の間にか二人は、昭和19年の田舎町にタイムスリップ

 あ~~解った
テレビゲームばかりに夢中で
自分勝手で、周りを思いやれない現代っ子に
夏休みの間だけ、罰として戦争をしてる時代に送られたんだぁ~
そう思った

 初めは、予想通りの進行で
やがて兄は、妹を思いやるようになり
妹は、兄だけを頼りに思う
食べる為には、働かなくてはならなくなり
遣った事も無い水汲み・掃除・風呂焚きをしながら
兄妹が必死に寄り添って暮らす

 やがて昭和20年の夏、終戦が訪れる
さぁ~これで 
「今のは電車の中でうたた寝した兄妹の見た夢でしたぁ~~」
 チャンチャン~~ だと思いきや

 なんと兄妹は、終戦後の日本にそのまま生きてました
2人は空襲に追われて、離れ離れとなり
妹が18歳くらい  兄は20歳くらい

 妹は食べる為にアメリカ兵に体を売り
兄は、麻薬の密売に手を出したりと酷い暮らしぶり
そんな状態で再開した兄妹は
お互いが兄妹とは解らず、恋人同士になってしまう

 ここまで来ると、どんな脚本なの~?と腹立たしい
平成に居た母親は、我が子が二人とも消えてしまいどうしたんだろう?

 もう良いじゃない、夏休みは終わったんだし
きっと平成に戻っても、食べ物を粗末にはしないし
周りや家族にも。きっと思いやりが持てる筈
子供のまま平成に戻してあげてよ~と思ったのは私だけかな?

 ちなみに、妹役は カーネーションで
活発な岸和田の少女を演じて好評だった女の子でした

 何だか後味の悪いドラマでした


にほんブログ村 花ブログ ベランダガーデンへ


にほんブログ村  ポッチン して下さって有難う