なぜ めぐり逢うのかを 私たちは なにも知らない
いつ めぐり逢うのかを 私たちは いつも知らない
どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを 暖めうるかもしれない
縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを 人は 仕合わせと呼びます
私は、音訳の仕事を通じて、映画化された 「盲導犬クィール」や
盲導犬を一年間育てるボランティさん達の物語の本をテープ化してきました。
今回、日本で始めての盲導犬を育てた塩屋さんと 盲導犬第一号となった
チャンピーのドラマが放映されると知って、とっても楽しみに録画してました。
前例が無いのですから、マニュアルも無い中での育成は、ドラマ以上のご苦労が有ったと思います。
とっても感動して、録画を見ました。そのドラマのバックに 何時も流れていたのがこの曲です。
チャンピーは使用者の河相さんを誘導中に、野犬に噛まれ重症を負いながらも
一声も上げず、河相さんを自宅まで送り届けます。
玄関先で力尽き、数時間後に亡くなりました。
誘導中は、おしっこもウンチも我慢。 何が有っても声も上げない盲導犬。
盲導犬の寿命は、普通の犬よりもづっと短いのです。