このような屋根葺き作業は
たとえもしも部品のカットをしてもらったとしても
作業としてはこれで1日がかりなのだ
どんなに頑張ろうとも効率は良くはならない
なぜなら自然な形にするためには
ひとつひとつ丸みをつけるところつけないところ
窓のところの空間づくりや
縁のカット等
葺き上げながら磨きながらしていくわけです
規定寸法があるわけじゃないし
絵を描くように塗り込むわけでもありません
全ては磨き込み
裏側に角度をつけて下板にピッタリ接着可能なように磨いていかねばなりません
本当に現物合わせと言う作業で
これはなかなか計算でできるものではないからです。
時間がとてもかかることをするのは
夢の中に現れてくる映像世界と近づけたいからです。
だからこそ一生懸命
暑くても寒くても作り込んで行きます。
天候も気温も気にならないくらい集中と根気は続きます。
今日はすわのねの館長さんと話し込んでました。
京都にちょっと出てこんか?と言う話。(笑)
行ける時連絡しましょう
長野にも一度伺わなくては。
今はとても予定組めないですがそのうち。
まだまだ明るい夜7時半
夕焼け空で茜色の空の中外に車が停まる
こんな時間は彼女だ。
このみちゃん
閉めるの遅かったんだね。
「とっちらかして作業してると思ったよ!晩ごはんだよ」
タコ飯とお刺身がやってきました!
ありがたい。
「早朝からお昼までと、あとは夕方からにしなきゃだめよ!熱中症で救急搬送になるよ!」
はいはい。そうします。
「どんどん緻密なの作ってるね。信じられん」
夢の中の世界に近づけたいのよと言うと大きく首を縦にふる
「じゅんちゃんの夢の中はすごいことになってるからね」
彼女はいつも見てるように普通に応える。(笑)
おそらく見えてるのだ。この人は。
不思議なお友達なのだ。
初めて会ったその日に
懐かしい感じがして
「来る?」
「行く❣」
で始まった友情
感覚的で話はあちこち飛んでしまうし脈絡ないけど
落ち着くところに落ち着くから不思議なのだ
てんでめちゃくちゃな話なのだけど
一応全部わかるから不思議なのだ。
こんな友だちは京都には一人もいない。(笑)
福岡と大分には
勘で繋がる不思議なお友達がたくさんおられまして
たまに凄い奇跡みたいな同じことをしていたり
たまたま出会ったりして
面白い。
約束もしてないのに不思議なことばかり起きるので
なんかみんな繋がってるねと笑っている
私の友達と別の友達が福岡で別に繋がり仲良しになったり。
とてもとても面白い。
九州って国が違うの?って笑って初めて来た時に言ったことがあります。
察する文化の京都とはまた違って
正直にぶつけてくださいますがそれがまた符号したりの繋がりで本当に不思議なことばかりでした。
きっと何らかの御縁があったのかなと想います。
とっちらかしてる部屋を片付けましょう。(笑)
こんな時間にまだまだ晩ごはんの準備すらしていない恐ろしい私ですが。
木の粉をはたいて掃除機かけて掃除して。
ありがたい事です。