姻戚が実は孤独死で1月経って見つかり
本当に大変なことになってました。
ドラマの中のような経験しました。
京都の科捜研
ドラマではなく実際に鑑定などでお世話になり
本当にいろんな事が起きました。
よくテレビなどで見ていたいろんな処理
実際に自分が経験するなど考えてもいませんでした。
しかし
婚家はお寺の檀家もやめてましたから
どうしようかと想いましたら
うちの実家は代々本願寺さんですが
父母の今までのお付き合いのお陰で
姻戚ではあるものの宗派も違うものの
ちゃんと戒名もつけてくださり
供養もしてくださることとなりました。
父母や先祖に感謝しかありません。
この前金沢でお世話になりました
うちの実家の一族のお墓のあるそばの本願寺さん関係のお寺さん
金沢の親戚筋に聞くとやはりご縁のお寺でした。
今回本当に何もかもしなくてはならず
どうしていいのかわからぬ中
悶々としましたが
助けてくださった。
何てありがたいのかなと想いました。
亡くなった父が笑っている顔が見えました。
地獄に引き込まれそうな雰囲気の暗いたまらない所から
父が満面の笑顔で引っ張ってくれた気がしました。
お寺さんは
丁重に供養させていただきますよと言ってくださり
私はここずーっと涙も出ませんでしたが
初めて涙が出ました。
本当に誰か助けてと言いたいところでしたが
親切な刑事さんたち
優しい皆さん
お寺さんに助けてもらいました。
特殊清掃も刑事さんが紹介してくださり
今日本当に朝早くからでしたが
きちんと荼毘にふすこともできました。
気分の悪くなるような恐ろしい現実に
入ってみて倒れそうでしたし
滅入りそうな日々でしたが
もちろん恐ろしくこれから費用は嵩むのでありますが
私は元気で働けますし
何より素晴らしい健康を与えられています。
ありがたいです。
何よりも
今回本当にいろんな皆さんがすごく親切に対応してくださいました。
知りません、と言って突き放し無縁仏にするのは簡単なことですが
義父母の悲しい顔を思い浮かべるとそれもできません。
いろんな事を負担しなくてはならないのも
これも供養と想えばがんばれます。
世の中は不条理に満ちてはいますが
自分の子どもたちにそのような災厄が訪れることがありませんようにと
祈るようにひとつひとつ解決していかなくてはと想いました。
今回のことで
人の一生のこと
そして呪詛をかけるような言葉を生前投げつけられて来たことも(いわれなきことです)
過ぎ去ったことと忘れることにしました。
過ぎ去ったことは忘れ去り
前を向いて明るく行こうと想いました。
損なことと想われることは
きっと後に徳に変わるのかもしれないと信じて。
子々孫々に災厄を残さぬよう
明るく励もうと心に想いました。
どんなに偉い人も
どんなに喘ぐ人も
焼けばこのような姿。
皆同じ。
そんな無常を感じながら
ただ与えられた生の中で少しでも真摯に生ききることができたら
本望なのだろうなと想いました。
今の命を精一杯燃やしてゆくことが
亡き人への供養になるのだなと信じて。
合掌
