St. John of the Crossの生き方に憧れて

受洗後、最初に買ったカトリックの本が「愛への道」。相応しい生き方をしてない。彼に倣う生き方が出来るよう心がけたいです。

日記

2014-06-30 14:05:36 | Weblog
0 多忙。順番通り数学の更新のみ。写真は、6/15(日)のコスモス愛知歌会参加の折に撮影。映画は「恋愛小説家」。62作目のところ。

1 家にあるCDによるクラッシック紹介は2枚。前回を踏襲。
「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番他」(アルバン・ベルク四重奏団;EMI)
「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番」(ブッシュ弦楽四重奏団;ソニー巨匠伝説)

2 19・20日に、コスモス・コスモス愛知・コスモス愛知歌会・かばん・赤石のそれぞれに短歌を提出。25日に角川俳句に俳句を投稿。
ここ1週間は専ら古典の勉強をしてる。10日・10日・10日で詩・短歌・俳句と区切っていたが、古典を入れる。家に高校参考書が、5・6冊あるので片っ端から読む。
「古文研究法」「古文単語の新研究」「古典古文編」「完全マスター古典文法」「古典国語」「古典標準問題新講」「マドンナ古文」「チャート式古文」
を読み飛ばす。本当は松尾聡先生の文法書を手に入れ、味読したいのだが。アマゾンにはある、が高い。手が出せない。仕方無く三島由紀夫の「手にエーテル・ガーゼ(でしたっけ)の国文学者」を気取る。
「物理学者、ウォール街を往く。」をマックに持ち込み粘る。
“Spinors & space-time”“The finite element method for elliptic problem”“Mathematics of financial derivatives”
真夜中に入り、出る時は白んでいた。著者ダーマン氏は、素粒子論・IT・金融、3つの分野で歴史に残る研究をしている。現代のレオナルド・ダ・ビンチ。それぞれにチャンスを提供したアメリカの豊かさに憧れる。ドリームとは将にこれ。国力か。
「場の古典論」「電磁気学」(岩波講座)“Geometrical methods of mathematical physics”“Pauli lectures Electrodyanamics”「新・物理入門演習」
を次の日、マックで。
昨日は安息日。午前ミサ。午後、土・日と高松祭59th。軽音・演劇。“Growing with jazz”を持ち込んで傍らで読む。読みながら聴く。思わず“Softly、as in a morning sunrise”と音読しそうになる。学園祭に行くと毎年そうだが、軽音のCDを買ってくる。今年は2枚。
教会で勉強。上の本の他、
「確率微分方程式」(岩波講座)「幾何学Ⅰ」(ハーツホーン)
などを読む。
教育会館でやっている「教科書展示」を訪れる。「日本の教育は世界一」を実感。

4 半年程前に「現代詩手帖」に投稿したけど採られることのなかった詩を少しづつ紹介して行きます。当然、一定のレベルに達しない詩ではありますが・・・。

“「昼」 白い小さな指先から 零れ落ちる サラサラした細かい砂 
アポロニウスの円筒形 破損した硝子 ・・・”

昨年末、「詩と思想研究会」に参加してから作ったのですが、「相も変わらず」です。

5 「人間精神の名誉のために」(J.デュドネ著;高橋礼司訳;岩波書店)から、ハミルトンの四元数についての引用。前回の続き。(p.138などから部分的に引用)

“もし、y=z=0ならば、A^ax,B=bx,C=cxととれば、(a^2+b^2+c^2)(x^2+y^2+z^2)=A^2+B^2+C^2 ・・・(36)が満たされるから、積の単位元としては、[1 0 0]をとることができると考えた。次に、c=z=0ならば、A=ax-by,B=ay+bx,C=0とすれば、関係式 (a^2+b^2)(x^2+y^2)=(ax-by)^2+(ay+bx)^2 ・・・(35)によって、関係式(36)が成り立つ。したがって、ハミルトンは積に対しても、i^2=-1であり、同様にb=y=0ととって、j^2=-1でなければならないと結論する。要求される条件がすべて満たされていると仮定すれば、(a+bi+cj)(x+yi+zj)=(ax-by-cz)+(ay+bx)i+(az+cx)j+(bz+cy)ij ・・・(37)となる筈である。しかし、ijはどんな三つ組α+βi+γjに等しいとするべきであろうか?ハミルトンが詳しく述べている手探りによる数学の創造の有様をみるのは、<フックス関数>の発見についてのポアンカレの記述よりもずっと近づき易く、得るところが多い。ハミルトンは次々にij=1,ij=-1ととってみる。そして絶望の揚句ij=0としてもみる。しかしどの場合にも(37)から得られるA,B,Cの値は(36)を満たさない。それは(a^2+b^2+c^2)(x^2+y^2+z^2)=(ax-by-cz)^2+(ay+bx)^2+(az+cx)^2+(bz-cy)^2 ・・・(38)からわかる。しかしこの式と(37)とをくらべてみると、未知の積k=ijの係数は、もし(37)を分配法則によって展開するとき、ji=-ijであるとすれば最後の項bz=-cyに等しくなる。かくしてハミルトンの直感的なひらめきが次の解を示唆する。すなわち、 1)実数の三つ組みでなく四つ組a+bi+cj+dkの積を考えて、k^2=-1であるとする。 2)積の可換性をすてて、結合法則と和に対する分配法則だけを保ち、ij=-ji=kとする。結合法則から、このとき ik=i(ij)=(i^2)j=-j ki=(ij)i=-(ji)i=-j(i^2)=j jk=j(ij)=-j(ji)=-(j^2)i=i kj=(ij)j=i(j^2)=-i が導かれる。”
学部の期末などに、そのまま出題するといいと思った。ただし、数学科か。
 
6 “夏空や戸の斜交いに午後の月”
「前作推敲も、一応作りました」という作!
 
7 “1939:The principle of solidarity,also articulated in terms of ”friendship“ or ”social charity“,is a direct demand of human and Christian brotherhood.”
 (from “Catechism of the Catholic Church”)
 
8 “1939:One would hope that also men and women without an explicit faith would be convinced that the obstacles to integral development are not only economic but rest on more profound attitudes which human beings can make into absolute values.”
(from ”The Companion of the Catechism of the Catholic Chruch“)
 
9 年間第13月曜日福音朗読。マタイによる第8章から。

“「狐には穴があり、空の鳥には巣がある。だが、人の子には枕する所もない。」・・・「わたしに従いなさい、死んでいる者たちに、自分たちの死者を葬らせなさい。」”
-(イエスに従うことは、新しい生命を生きることであり、新しい価値観によって生きること。)

†主のお恵みが。
†主に讃美と感謝。

2014年6月30日
                       乗倉寿明記す