偉人の変遷

先程までTVのクイズ番組を弟と一緒に

視聴してました。

教科書に掲載されている偉人に関する特集でした。

その中で弟と共通に思ったのが

「渋沢栄一っていつから偉人になった？」

という事です。

文句があるわけではありません。

私らが子供の頃はおそらく彼の伝記は

出版してなかった…と思います。

結構大人になってから

埼玉県深谷市で製造した赤煉瓦を

あちこちに売り捌いた人

…というエピソードを聞きました。

そのうち、あれよあれよと功績が讃えられ

今では一万円札の人…です。

加わった人がいれば削られた人もいる｡

怒られそうな話ですが

私が小学生の頃、ヒットラーの伝記が

あったように思います。

図書室や図書館の棚にも並んでたはず｡

弟も記憶があるというので確か｡

そんな私の幼少期から更に遡り

時は昭和30年代｡

当時の人気バンド「クレージーキャッツ」の映画「大冒険」

主演の植木等氏が

「我等が英雄ヒットラー総統！」

と叫ぶシーンがあります。(うろ覚え)

その頃の日本では同盟国の名残なのか

ヒットラーは英雄扱いだったのですね。

その一方で「アンネ・フランク」

の伝記も並んでいた記憶があります。

何かもう何でもありな昭和でした。

あと、これも怒られそうな話｡

偉人伝シリーズに「ヘレン・ケラー」が

ありましたが

偉人なのはサリバン先生ではないか？

…ってずっと思ってました。

うちは子供がいませんから

教科書では誰をどのように

偉人扱いしてるのかわかりません。

読んでみたいところです。