黒じぷたの漂流日記

Withうつ病で暮らしているらしい。

うつ病さん、残業をさぼる

2017-01-15 23:18:05 | 日記
残業をさぼる。

さぼる…っていうと語弊がありますけど、やらないで帰宅したのは間違いない。

私の職場は「計画残業」というものがございまして、あらかじめ残業が決められた日がございます。

12時間拘束の11時間労働。新卒の若手くんでもきついと嘆く鬼シフト。

これを精神疾患の中年にやれ、って命令されているのですからたまりません。

集中力、判断力、決断力をみるみる失い、衰弱していきます。

入社3か月目で業務についていけないからと辞表を出した時、

そんなに大変だったのかい。ならば残業を免除してあげよう…と人事部経由支店長判断が下されました。

免除されると確かに幾らか楽になり、恩義を感じつつ業務を遂行して参りました。

ある日、今月はどーしても人手が足りないから、と残業を一日お手伝いさせていただいたら、

係長にとってはOKサインと思われたようで、いつしか以前と同じようなシフトに。

おとなしく従っておりましたが、今日はかなり疲労がたまってきました。

「帰ろう」…もう一人の私が囁きました。

「そうだ、帰ろう」…確信しました。

しかしながら、ただ帰ったのでは迷惑が掛かるので生贄を用意する。

残業代が欲しくて勝手な残業を続け、支店長に大目玉を食らったやつがいるのですけど、

こいつがとぼとぼ定時で帰ろうとしているところを呼び止め

今日は気分がすぐれないので帰りたいのだが、残業を変わってもらえないか?

「え~どうしようかな?」なんて言いやがってよ。腹がたったが頭をさげる。

こいつの方がはるかに仕事ができるので、残業すべき人材です。

係長とはそりが合わないっぽい感じですけど、知ったことではありません。

そんなわけで無事帰路に着きましたでござる。

残業好き好きくんは知恵が働くので、

「うつさんの身体のことを考えたら、残業は自分が引き受けます」

とか言ってくれるとありがたいな。

ヤツに頭下げるのもう嫌だし。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする