気ままに三百六十五日

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紫根染

2012-10-16 | 里山工房

今日も快晴


14日日曜日
里山文化の会

今日は紫根染め
紫という植物の根で染めます

日本ムラサキは貴重な植物
手に入りません
西洋ムラサキです


この根を50度の湯でもみだします
ひたすらごしごしもみます

これはなかなかの力仕事
交代でごしごしもみだしました



もみだした染液でスカーフを染めています

今日媒染液は、椿灰汁とミョウバンを使います
色の違いを体験します。

椿灰汁(アルカリ性)青みが強い紫に…江戸紫
ミョウバン(酸性) 赤みが強い紫… 京紫、古代紫


椿灰汁

椿灰汁の媒染液に入れたスカーフです

ミョウバン

椿とミョウバンではこんなに色の違いが出ました

スカーフはシルクです

木綿糸の方は

ミョウバンの方です


椿灰汁の方です

媒染後水洗いして染液に戻しもう一度媒染

色の違いが少し少なくなりましたが・・


シルクのスカーフでははっきりしています



紫根染めは、初めて体験しました

先生の講義は、実は少々眠くなっていましたが、
後の実習、初めての体験、初めての色で、興味しんしん
充実の一日でした

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (はなこ)
2012-10-17 09:27:42
紫根染めですか
日本では昔から古代紫が好まれていたとか・・・
かなりの力仕事なんですネ

染めあがったスカーフ並べてみると 違いがよくわかり
興味深いです。

雨です これで寒さが一気に進みそうです。
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はなこ様 (みーばあ)
2012-10-17 17:50:40
こんばんは
紫根のもみだしが重労働
本格的に染めようと思ったら紫根の量も多いでしょうからプロになれば大変ですよ
スカーフを一枚二枚染めるのとはわけがちがいますものね~
ミョウバンと椿灰汁の色の違い
歴然としてますよね
ふしぎですね~
先生の講義はどうしてこうなるかと化学式で説明されるんです
で、ちょっとだけ眠くなる・・・んです~
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 (あみ)
2012-10-17 20:04:34
こんばんは
紫根染め 古代紫? 綺麗な色合いですね
紫根のモミ出し かなりの 重労働なんですか
やはり良いモノ作りは 大変なんですね
大変だからこそ 良いものができる・・・ 私なんて 楽して 良い物欲しいなんて 怠け者ですよね~
染め上がった スカーフの色 素晴らしいです。
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 (アヤメ)
2012-10-18 07:29:06
媒染剤によって綺麗な色が出るんですね。
一生懸命もんでもんで・・・。
二色の違いも素敵です。
最初、こんな風に色が出ることを始めた
人って凄いな・・・って思います。
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あみ様 (みーばあ)
2012-10-18 18:01:12
こんばんは
きれいな色でしょう
ミョウバンと椿灰汁とではこんなに色がちがってくるんですね~
驚きです
先人の知恵すばらしいですね~
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アヤメ様 (みーばあ)
2012-10-18 18:03:52
こんばんは
本当に先人の知恵にはいつも感心しますよ
経験から生み出された知恵なんでしょうがすごいですよね
昔の人は本当に偉かったですね~
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Unknown (magamik)
2012-10-18 21:38:09
こんばんわ~

ムラサキという植物があることも知りませんでした。

江戸紫、京紫、古代紫なんて聞いただけで、ワクワク
してしまいます。

いい色に仕上がっていますね~!

手間暇かけたお染の世界、素晴らしい世界ですね。

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magamik様 (みーばあ)
2012-10-21 21:57:43
昔の人の知恵
素晴らしいですね~
植物の根からこんな素敵な色をもらっていたんですね~
しかも媒染でこんなに色が違う・・ことも
興味が尽きません
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