体罰と指導の線引き、具体例を通知 文科省

　文科省は１３日、「体罰」と「許される指導」の線引きに関して、具体例を挙げた通知を出した。

　文科省が１３日に全国の教育委員会などに出した通知では、体罰は「いじめや暴力行為などの連鎖を生む恐れがある」として、改めて禁止している。

　また、教諭が判断しやすいように具体例を挙げ、「生徒にペンを投げること」「立ち歩く生徒の頬をつねり、座らせること」「正座で授業を受けさせること」などは体罰に当たると明示した。一方、授業中に立たせたり、当番を多く割り当てたりすることなどは指導として認められるとした。

　さらに、部活動は教育活動であり、顧問が指導と称して「独善的な目的を持って特定の生徒たちに執拗（しつよう）かつ過度に肉体的・精神的負荷を与える行為は、教育的指導とは言えない」としている。

　そんなもんなんでしょうか。