新たに日本人2人死亡確認 アルジェリア人質事件

　菅官房長官は23日深夜に緊急会見し、アルジェリアの人質事件で新たに2人の日本人の遺体を確認したと発表しました。

　菅官房長官によりますと、2人の遺体はイナメナスの病院から首都アルジェに移送された国籍不明の遺体のなかから、鑑識などを行った結果、判明したということです。これで日本人の犠牲者は合わせて9人になり、いまだ安否が分からない人は1人になりました。アルジェリア入りしている鈴木外務副大臣は、セラル首相と会談し、大統領宛ての親書を手渡したうえで、事件の全容解明と日本人が死亡した際の詳しい状況について情報提供を求めました。

　日揮、広報・IR部、遠藤毅部長：「アルジェリア国内のどちらかで元気でおられると信じていたので、誠に無念な気持ち」

　日揮の担当者は、新たな2人の死亡確認に悔しさをにじませ、「残る日本人1人、外国人4人の駐在員の安否確認に全力を挙げる」と話しました。

　残念な結果になりましたね。